- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488468118
作品紹介・あらすじ
検索エンジンとSNSで世界的な成功を収めた企業・ハルウィンには、超能力研究の噂があった。それを受け、ハルウィンはジョーク企画として「4月1日に年収8000万で超能力者をひとり雇う」という告知を出す。審査を経て、自称超能力者の7名が最終試験に残った。ある目的のために参加したナンバー7の大学生・市倉真司は、ナンバー4の少女・日比野瑠衣と組み、奇妙な最終試験に挑むが……。『いなくなれ、群青』〈サクラダリセット〉の著者が贈る、コンゲーム・ミステリ、文庫オリジナルで登場!
感想・レビュー・書評
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通勤読書には良い
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結構すき
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脳が追いつかない。
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裏切りに次ぐ裏切りで先が読めない。
ジェットコースター展開が好きな人におすすめ。 -
かなり複雑なストーリーだった。登場人物がほとんど本当のことを言ってない。まさにコンゲーム。誰が誰を騙しているのか、整理した上でもう一回読みたい。
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ある大企業の採用試験。それを得るには騙し合いに勝つ。
変わった作風に目を惹かれるし、これを徹頭徹尾実行できるのは凄いと思うが、今ひとつ入り込めず。
パッと目を惹かれる展開がなく、掴みどころがないままに物語が終わってしまった印象が強い。 -
「幕が上がれば演じ続けろ 18:00~」
能力者たちによる。
語られていることが全てであれば、使い方を間違えない限り勝負の行方は誰にも分からないのではないか。
「嘘つきたちは夜の街を走る 19:00~」
雇われた者たちは。
事前に試験内容を知らされているのだから、一つ一つのルールを読み込みさえすれば違反ではないのだろ。
「最良の嘘について 20:00~」
ナンバー3の正体。
これだけ巧みに能力が使われたら、不明と書かれている限り特殊なものがあると勘違いしてしまうだろう。
「物語は舞台裏で決まる 21:00~」
脱落者が出始めて。
皆目的を持って参加しているようだが、本当に就職したいという思いなのかは人によって違いそうだよな。
「ふたりの関係 22:00~」
始めから違った者。
集まった段階から全て仕組まれていたのならば、掌の上で踊る様子はさぞ滑稽で楽しく観覧できただろう。
「最後の言葉に至るまで 23:00~」
全ては仕組まれて。
台本通り進んでいると思って高みの見物をしていた後、全てをひっくり返された衝撃はとてつもないだろ。 -
想像していたものとは違っていたけど、徹頭徹尾嘘まみれで最後のネタばらしが爽快だった。
情報量的に(自分自身で)推理できる話ではないので、ミステリではないことを念頭に楽しむことがおすすめ。 -
最良の嘘の最後のひと言
220421読了
今年4冊目今月1冊目
#読了
#最良の嘘の最後のひと言
#河野裕
特殊設定もの。
超能力者7人の騙し合いバトル。
表現手法としてフェアなのか?という部分はあるしカタルシスの素材として超能力の種類が選ばれた感がある。
超能力ラインナップをみて、仮想敵は誰で、どの組み合わせで勝つか、そこ考えるのが面白ポイント。
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簡単に読めるし、面白くないわけでもないので、良いかと。でも推理(推理文庫だからそうかなと思った)を期待するよりはなんだろう、ラノベ?コミック?みたいな読み物かな。