紅はこべ【新訳版】 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488507039

作品紹介・あらすじ

1789年フランス革命が勃発。民衆が蜂起、これまで自分たちを虐げていた貴族を次々とギロチン台に送りこんでいった。そんななか貴族たちにイギリスから救いの手を差し伸べたのが、謎の集団〈紅はこべ〉。その計画は大胆無比、予告状が届いて数時間のうちに、厳重な警備を嘲笑うかのような鮮やかな手並みで王党派や貴族たちを安全なイギリスの地に逃がすのだ。激動の時代の英仏を舞台に繰り広げられる絢爛たる歴史冒険大ロマン小説。

感想・レビュー・書評

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  • だいたい覚えていた。
    大男の変装ってところが、納得できるか?
    また、新訳の必要あったかな?

  • 時代の流れって恐ろしい。

  • 小学生の時、学級文庫にあった〈少年少女××文庫〉で読み、初めて物語の展開にドキドキして読み進めた思い出の本。紅はこべのかっこ良さに憧れていた。当然それは抄訳・意訳であったろうが、今回新訳で大人の本として読んでみると、記憶にあるハラハラワクワク感が全くなくて、あれっ?紅はこべってこんな話だったのか、、、とがっかり。
    主人公は紅はこべではなく、その奥さんじゃん!
    作者の、あのバーネット夫人はハンガリーの由緒ある男爵家に生まれたというから、そりゃ紅はこべ夫人であるブレイクニー准男爵夫人の描写が実に細かく丁寧にされているのも納得できたのでした。

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著者プロフィール

1865-1947。ハンガリー低地地方のターナ= オルスに生まれる。14 歳でロンドンに移住。1901 年から『ロイヤル・マガジン』誌で「隅の老人」シリーズの連載を開始。本作の主人公はのちに「シャーロック・ホームズのライバルたち」に数えられ、「安楽椅子探偵」の嚆矢ともされる。他の代表作に、1905 年に演劇として上演され、小説も10冊以上が刊行された「紅はこべ」シリーズなど。

「2019年 『世界名作探偵小説選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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