魔使いの秘密 (創元推理文庫)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488580049

作品紹介・あらすじ

もと魔使いの弟子モーガンが、冬の魔王を目ざめさせようとしている。けがで倒れた魔使いにかわって、トムはモーガンの野望をくじくことができるのか? 映画化原作シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 死が全面的にテーマになった巻。離別と子供時代の終わりが描かれる。圧巻の面白さ。厳冬の描写とストーリーの辛さがゴリゴリと読む側の精神を削りながらも読む手を止められない中毒性を持っている。
    トムがどんな魔使いに成長していくのか見守りたい。

  •  師匠の過去編というか、師匠まだ枯れてねぇな、と思いました。
     いろいろ妄想の余地があって面白い。うわー。

  • 魔使いのさまざまな秘密と物語が絡み合い、主人公の身の上に災難が二つも三つもまとめて降りかかってくる。そして主人公の両親は物語から退場。メグとの戦いで顔を出すと思ったんだけど、予想は外れたなあ。

  • 魔使いシリーズ、第3弾。
    師匠グレゴリーの過去に触れて切ない。魔使いというのは、なんてやりきれない仕事なんだろう、と思ったり。
    そして、トムが悲しいほどいとけない。それはもう、抱きしめたくなるほどに。彼はそう思っていないだろうに、この年で、とつい思ってしまうんだな。

  • 一巻では謎だったこと、語られなかったことが引き続き明らかになってきました。一巻を読んだ時点で疑問だったことが少し明かされたので、まだ先は長いというのに!と驚きましだ。まだまだ、大きな何かがあるんだと期待できます。
    持ち運びのために文庫を選んでいましたが、文庫化が待ちきれません…。

  • 決して日が暮れてから読まないこと
    http://www.tsogen.co.jp/wadai/0702_04.html

    東京創元社のPR
    「ぼくはトム。冬になったとたん、師匠とぼくはいやなうわさのある、アングルザークの冬の家にうつることになった。暗くて陰気な冬の家で待っていたのは、ラミア魔女のメグだった。おまけに師匠のもと弟子モーガンが、冬の魔王ゴルゴスを目ざめさせようと、トムと魔使いに罠をしかけた。大けがをした魔使いのかわりに孤軍奮闘するトムは、モーガンの野望をくじくことができるのか? 映画Seventh Son原作シリーズ第三弾。訳者あとがき=田中亜希子」

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