死者の短剣 地平線 上 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488587123

作品紹介・あらすじ

悪鬼を狩る湖の民と定住する農民の地の民、ふたつの異なる民族の融和のために奔走するダグとフォーンの奮闘を描いた、名手ビジョルドの傑作ファンタジー4部作ついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • SF作家として経歴が長く評価の高いビジョルドのファンタジー「死者の短剣」4部作、完結編です。
    いきいきしたキャラが魅力的☆
    さすがにしっかりした構成で、面白く読めました。

    地の民の娘フォーンは、湖の民(うみのたみ)のダグと結婚、旅を続けています。
    この世界では、地の民は小柄な農民。
    湖の民はかっての魔力を持った貴族の末裔で、長身で長命、「悪鬼」を退治するための力を持っていて、警邏が仕事なため定住しません。
    地の民から見れば、魔法使いのようなものでした。

    互いの家族から結婚を反対された二人。
    悪鬼を退治する連隊の長として長らく名を馳せたダグですが、ここへ来て治癒能力が強くなり、地の民を治療する仕事が出来ないか考え始めます。
    それは湖の民にとっては、ある理由があって、禁忌なのですが‥

    基礎継ぎの師を求めて、新月湖駐留地(ニュームーンカットオフ)に来た二人。
    医術の師匠アルカディに認められますが、地の民の子供の窮地をダグが救ったために‥?!

    若々しく生命力に溢れたフォーンのあたたかさと、勇気。
    経験豊かだがやや疲れているダグにともった希望と、難しいことを成し遂げようとする意志の行方は?
    出会った若者達と旅を続けながら、夫婦の愛もはぐくまれていきます。

  • マイルズシリーズより良いかも。

  • アルカディに受け容れてもらったのに、さっそく出ていっちゃう2人がさすがです。そんで迎えに来るニータがまさか後半あんなことに…とは。しかしこんな直球で受胎確認って苦笑いレベルだな。

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