本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488589073
作品紹介・あらすじ
風の邪神イタカを退け、ふたたび時空往還機に乗り探索の旅へと出立したド・マリニーとモリーンが、ボレアに帰還した。そこへタイタス・クロウからメッセージが入る。「クトゥルー邪神群、決起のとき迫る!」地球を、そして全宇宙を救うため、ド・マリニーは善なる旧神たちの棲み処、いずこともわからぬ〈エリシア〉へと旅立つのだが……。〈タイタス・クロウ・サーガ〉堂々完結! 解説=鵺沼滑奴
感想・レビュー・書評
-
遂に完結。想像していた展開とは随分と違っていたが、『地を穿つ魔』で示された伏線、というかアイデアをキッチリ回収した見事な結末……と言いたいが、〈タイタス・クロウ・サーガ〉と謳いながらクロウがほとんど登場しなかったのが残念。最後こそクロウとアンリのコンビでの冒険を読みたかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイタス・クロウ・サーガもいよいよ大団円。と言うよりは
ブライアン・ラムレイが書いてきた数々のクトゥルフ関係の
シリーズの総決算という感じか。タイタス・クロウ・サーガ
以外のキャラクターも顔を出し、「総進撃」の様相を呈して
いる。知らないキャラクターの登場も上手にこなし、読んで
いて楽しいのは間違いないのだが、最後になって広げたため
か、全体的に散漫な印象になったのは否めない。幾分物足り
ない最終巻ではあったが、物語の遷移を考えるとこれはこれ
でありなのかもしれない。この後に及んでコズミックホラー
に戻られても困るというものだ(笑)。
初心に返って「黒の召喚者」へ。
全2件中 1 - 2件を表示