人工進化の秘密!/魔法の月の血闘<キャプテン・フューチャー全集8> (創元SF文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488637187

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  • <茶>
    『魔法の月の決闘』に「大宇宙のエース」というお題名が出てくる。これを聴いて僕らの世代が思い出すのはアニメ「宇宙エース」。調べるとTV放映は1965年。もちろんキャプテンフューチャーの方が先輩であるが真似でもしたのだろうか。でも日本語翻訳版が出たのは1970年代なので,それよりは「宇宙エース」の方が早い。では英語版を訳してたどり着いたのだろうか。「宇宙エース」は”Space Ace”なのだろう。では「大宇宙のエース」にふさわしい英語はどんなのだろう。僕は今回初めて原書を読んでみたい,と思った!

  • 「人工進化─」は太陽系住民の始祖、デネブ人が持っていた
    人工進化技術を巡る戦い。言ってしまえば遺伝子操作なのだが、
    書かれたのが1940年代であることを考えればなかなか
    にすごいことなのではないだろうか。それにしても今回一番
    気になったのはコメット号のセキュリティ!(笑)。
    「魔法の月─」は「暗黒星大接近!」で描かれた冥王星の
    第三衛星ステュクスを再び舞台にした物語。この話の最大の
    目玉は「劇中劇」にある。ほぼそのためにひねり出された
    プロットでありストーリーなのだろう。しかしハミルトンも
    まさか映画がデータとしてコンピューターに保存される時代
    が来るとまでは想像できなかったようだ。

  • 分かりやすい、ものすごい悪人は出てこない分、痛快さに欠ける。両編。
    ただし、謎に包まれていたデネブ人?の秘密が一段階明らかになる。


    例のごとく、科学的アイディアにツッコミどころ満載、キャプテン・フューチャーの行動にツッコミどころ満載。

  • SFとはいえ、新技術があっという間に実用化されるスピードはどうなんだろうかと。
    今の時代では絶対無理なところでもある。

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