任務外作戦 下 (創元SF文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 106
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488698171

作品紹介・あらすじ

ヴォル一族の相続問題に巻き込まれ、マイルズ自身に火の粉が。マイルズは苦境を乗り切り愛する人と結婚できるのか? 後日譚「冬の市の贈り物」も収録。ファン必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 色々詰め込みすぎ

  • マイルズがついに婚約に成功。ストーリーを一言で言えばそうなるけれど、貴族間の政治的対立問題の解消やら、各人の恋愛話やらかなり楽しい話になってたかな。
    しかし、イワンの母でごく普通のレディ、アリス叔母さんがスパイマスターだったとは思わなかった。やられたなぁ

  • The SFという感じではないので、それを求める方にはお勧めできないかもしれませんが、、これまで登場したキャラクターがたくさん出てくるので、マイルズシリーズが好きな人は楽しめると思いました。
    個人的には、コメディ的な部分と、投票の政治的な駆け引き、人工子宮や性転換などが生み出す可能性と課題にかかる物語は面白かったです。

  • マイルズ・ヴォルコシガンの婚活大作戦(続き)。
    上巻でも書いたけれど、恋愛沙汰混ぜるのは無しのほうが良いのでは...

  • 人気シリーズ最新刊、といっても書かれたのは1999年なので最近の作品というわけでもありません。
    登場人物がやたら多くて、少し油断すると誰のことだかわからなくなりますし、会話部分より情景心理描写に重点が置かれていて活字量が多く(良いことか悪いことかは別にして)読み応え十分です。
    今回はアクションシーンは少なく、どちらかというとスラップスティックコメディ色が濃いですが、最終的に『名誉』に関するビジョルド節が炸裂するのはお約束(笑)

    とはいえ、マイルズのお母さんが一番物分りが良い人だった、ってことはわかりました。

  • このシリーズ、どこが私の好みなのか、わかった。
    ごちゃごちゃ、ややこしく進退きわまったところに、思わぬ解決策で何もかもすっきり。そう、私の好きなペリー・メイスンシリーズと同じパターンじゃないですか。
    マイルズの活躍は少ないけど、お母さんとグレゴール帝の活躍、恐るべし。

    それから、後日談的な短編「冬の市の贈り物」が幸せな一品でした。
    気になっていたタウラがおしゃれに変身。いや、こうなるだろうという筋、そのままでひねりはないんだけど、それが本当にうれしかった。

  • ソープオペラみたいな展開がいたたまれなくなった上巻の続き。
    そもそも「誰にも内緒だぞ」とあちこちに触れて回っていたら、そのうち本人の耳に入ってしまうと思わないのか。君は機密保安庁で何を学んでいたのだ?
    そんなわけで、同時収録されていた後日譚「冬の市の贈り物」を先に読んでほぼネタバレしてから読了。
    ホームコメディだけではなく、複数の名家の相続争いとか、マークの新事業を巡るトラブルとか、あいかわらず矢継ぎ早に起こる問題が最後は急転直下で大団円。グレゴール帝ばんざい。

  • エカテリンが状況で急かされちゃったのがかわいそうだけど、マイルズは「選ばれた」側でありつつ、尻に敷かれていけばいいと思います。相変わらずイワンはいい目を見ない… (笑)

    マイルズとニッキの会話がとても好き。コマールの時もそうだったけど、マイルズは子供に分かる言葉で子供に説明するのがうまい(もちろん言えないこともあるけれど)。ところでマイルズは気にしなそうだけど、ヴォルコシガン家はニッキが後継者になるのかしら。ジャンプパイロットになりたいんだよね?

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