- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488706098
作品紹介・あらすじ
人類社会に紛れ棲む擬装人間、地球を包む謎の〈電波層〉……侵略者たちの真の目的は? ヒューゴー賞・星雲賞受賞『時間封鎖』の著者が放つ、戦慄の侵略SF。
感想・レビュー・書評
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おもしろくなかった。
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今回も地球がエイリアンに囲まれるわけだけど、スピンに比べると設定が弱かったかな。
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地球を包む電波層が人々の通信に介入して操作した結果、戦争のない時代が続く世界になった。そんな設定にわくわくしながら読み進めた。真相を知る一部の人が襲われ、生き残りの少女が仲間と共に逃げる。彼女の描写は丁寧だし初めは面白かったが、真相が明らかになるにつれ、あれ?って感じになってくる。大風呂敷ひろげすぎで結末無理矢理つけちゃった感じ。そもそも一人一人は知性を持たない蟻に例えられてる擬装人間の使い方が曖昧。この作者の新作を楽しみにしてたから、少しがっかりかな。
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ロバート・チャールズ・ウィルスン最新作。
カテゴライズするならファースト・コンタクトものになるだろうか。厳密には『ファースト』ではないのだろうが……。
逃亡が始まってから、南米へ向かうまでの道行きはなかなかバイオレンスで、パニックSFのような雰囲気もある。その中で、互いの人間関係が濃密に描かれて行く。また、ちょっとした謎がラストに向けて大きな意味を持つように変化する伏線の張り方が巧みで、似たようなシチュエーションが続いても飽きなかった。
因みに『地球をすっぽり覆う何か』というモチーフは、既に邦訳がある『時間封鎖』三部作でも使われていたらしい。こちらも読んでみようかな〜。 -
地球を包む超高度群体と、人類になりすます擬装人間……百年の平和と繁栄を人類に与えた侵略者たちの真の目的は? ヒューゴー賞・星雲賞受賞作家が放つ、戦慄の侵略SF! 解説=大野万紀