ひとめあなたに… (創元SF文庫) (創元SF文庫 あ 1-2)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 708
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488728021

感想・レビュー・書評

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  • 読むのに体力いります!

  •  子どもの頃、母が持っていたこの本を読んだ時から衝撃が忘れられない。バラバラ殺人のニュースを見たり、カニバリズムの話を聞いたりするたびに思い出す。

  • あと少しで地球が滅びることを想定して書かれた小説。
    いや~怖いトコロがあった。あった。印象的すぎました。

  • 「滅びの前のシャングリラ」の対談で知ってから読みたいと思ってました。
    古い本だから本屋では見つからないかなーと思ってたら、重版かかったみたいでよかった。
    ストーリーは無理よりの無理だろ、みたいなとこあるけど、大事なのはそこではない。
    独特の文体が苦手でなければ、ぜひ読んでください。

  • 眠り続ける女の子の話がよかった。自分にとって読んで良かったと言える本の一つ。

  • 【滅びの前のシャングリラ】あとがきの対談より。
    興味本位で読んだら怖かった。。。
    勝手に【滅びの前のシャングリラ】と同じ雰囲気かと思っていたら大変なことに(笑)
    旦那さんをビーフシチューにする奥さんの回では、その後の会食でごはんをほとんど残してしまう程のグロさだった。。。
    設定は同じでも全く異なる内容の小説。
    時代だと思うが、「お宅」等の台詞がやや気になり、集中できなかった。

  • 数十年ぶりの再読

  • ずっと若い時に読んだ
    これ以上のラブストーリーは無いです。

  • なかなか面白かった。
    地球滅亡の話だが、この本はSF的な大きな行動はなく、皆が死ぬとき一人一人の人間はどんな行動を取るんだろうというもの。
    死を目の前にして人が狂う様を色々な観点から描かれていて変わった本だなあと感じた。
    文体も特徴的で、しかし読みやすかった。

    すべての人の話を見てきて、圭子がその人たちを見て感じたことや、彼氏の朗への愛と、朗との会話が最終章で描かれるが、美しく深い愛を感じた。

  • 2023/05/25

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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