- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488767037
作品紹介・あらすじ
巨大ロボット・テーミスを中核とした国連地球防衛隊の創設から九年。ついに恐れていた事態が訪れた――未知の巨大ロボットが突如、ロンドン中心部に現れたのだ! だがその男性型ロボットは人類の呼びかけにも答えず、ただ不気味にたたずむのみ。恐怖に駆られた人類の強硬策は、かえって空前の大惨事を招く。彼らの意図は? 人智を超えた圧倒的存在に対し、人類の生き残りを賭けた戦いが始まる……。『巨神計画』待望の第二部登場!
感想・レビュー・書評
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久々々々に巨神の続編を読みました。
1作目は見付けた部品でロボット組み立てて動かすために試行錯誤で終わった気がしますが、2作目は初っ端から新しいロボットきてて急展開でした。
最初にロンドンに現れた1体倒すだけでもてんやわんやだったのに、後半では13体に増えて。世界の主要都市にロボット出現してて、日本は新宿駅にいます。
ロボットの攻撃、最初のロンドンではそこら辺の全部蒸発状態にしたけど、2回目にきたロボットたちは毒ガスみたいなので生命だけ消してる。この違いも気になります。
それにしても相変わらずインタビュアーは本当に人なのか…AIでは?ってくらい人っぽくない。ずっと明かされないままなのかな。
カーラも行方不明になりました。下巻もドキドキです。 -
第1作からだいぶ間があいてしまっているものの、読みながら何となく思い出してくる。
科学的な刺激とともにドンドン展開するストーリーに引き込まれていく上巻であった。
ただ、相変わらず何を言っているのか意図がよく解釈できない箇所が小骨のように気になる。
たとえば以下のような会話。
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- わたしはあなたが忙しいか尋ねたつもりだったのですが。
- これこれ。
- なんですって?
- これですよ!
- ・・・・
- いいえ、わたしは忙しくありません。話をする時間はあります。
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なんだこれ??
原文ではもっと気の利いたやり取りな気がするけど、訳しきれていないのかしら。。
ま、それ以上に話が面白いのでそこまで気にはならないですが。 -
「知られていることには限りがあり、知られていないことは無限にある。知的観点からいえば、われわれは説明のつかない広大な海の真ん中の小島に立っている。われわれがすべての世代でやるべきなのは、海を埋め立てて土地をさらに少し広げることだ」
「宇宙というのは、ほぼすべてのものが部分を寄せ集めた以上のものであるという驚くべき場所だ」
「そしてわたしが知るかぎりでは、人類がもっとも助けを必要としているときにたまたまそれに最適な立場にいるのは、才気あふれる科学者なのです」
「『やろうとしている』というのは、成功する力があるという自信に欠けている」 -
前作から9年後の世界。すっかり世間に馴染んだテーミス(異星人が過去に地球に残していった巨大ロボット)とそのパイロットたちの前に、テーミスと同じタイプのロボットが突如現れて……っていうお話。
基本的に登場人物の会話か独白でストーリーが進むからテンポが良くてサクッと読めちゃう。
余計な描写がないおかげて、シーンをいろいろ想像できて楽しい。
今作の目玉は何といっても世界各地にワラワラと現れる巨神たち。
無言のまま人類を虐殺しまくるという物凄い展開にビビった。
カーラ(テーミスのパイロットのひとり)をめぐるドロドロの人間関係も読みどころ。
それとアリッサ先生が遺伝学の講義をしてくれるんだけど、自分に素養がないため読んでて頭がグルグルしてしまった -
今度は男性の巨人が突如ロンドンへ出現。 そこで、400万人を消滅。 その後消える。また出現して40万以上を殺す。 さてアメリカにある女性巨人はどうなっちゃうか。まだ序章その2。 でもまだ後第3弾が上下有るらしい。
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僕は見逃していた。巨人計画の続編が出ていた事を見逃していた。とわ言ってもジャイアンツの監督が 腹立つのり に変わることでわない事はお分りでしょう。だって、この世の中にプロ野球くらいバカらしい事わないのだから^^
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巨神覚醒〈上〉 (創元SF文庫)