頭がよくなる本

  • 東京図書
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784489000416

感想・レビュー・書評

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  • (仮説)
    マインドマップは頭のモヤモヤを言語化してスッキリ整理するツールとしても使える。


    【専門用語を使って専門家と意思疎通できる程度にまで専門家との知識ギャップを狭める効率的な方法の例】

    専門家である相手が学生や新人だった頃に読んでいそうな入門的専門書を読んでから相手が現在読んでいる専門雑誌・新聞の過去一定期間のバックナンバーにクリティカル思考の処理を施しながら目を通す。


    (注)専門雑誌・新聞はクリティカル思考の処理を施しながら目を通さないと、業界の常識が(それらの合理性の度合いに関係なく)植え付けられてしまうことがある。


    (仮説)
    知識が乏しい専門分野の知識を読書で拡充しようとするとき、読む本の内容の詳細さや難しさなどの水準をホップ・ステップ・ジャンプと段階を踏んで上げていくと、挫折しにくい。

    (仮説)
    同じ専門分野の同じ程度の内容水準の本の間でも分かりやすさの面でアタリハズレがある。対象読者が明確に設定されていない入門的専門書はハズレの確率が高い。ハズレの入門的専門書は、結論を導き出す前提の一部(X)が明記されていなかったり結論を導き出した後に「なお、言うまでもないが、Xである」などと追記されていたり、多くの専門用語が定義文(「BをAという」、「AとはBをいう」、等)なしで使われていたり、専門用語の定義や使い方が雑だったりする。例えば、「BをAという」という定義文の後の文で使われているAをBに置き換えたときに意味が通らなくなったり表現が冗長になったりする。ハズレの本を読み込むよりアタリの別の本を見つけて乗り換えて読む方が効率的なことが多い。

    (仮説)
    分厚い専門書は章ごとに紙などを挟み込んで薄い本の集合体としてとらえると読み通すモチベーションを保ちやすい。

    (仮説)
    自分にとって有益な情報は本の中に均一に分布していないことが多い。本を一度読み通しただけでは有益情報は頭に定着しないことが多い。買った本に線を引いたり印をつけたりページを折ったりしながら読むと、読み返すときに有益情報が書いてある個所を見つけやすい。自分にとって有益な情報は時間の経過や状況によって変わることがある。

    (仮説)
    知識や技能が乏しい専門分野と知識や技能が豊富な専門分野との間に類似性が見つかることがある。それらの類似性を足掛かりにすると、知識や技能が乏しい専門分野の知識や技能を効率的に拡充できることがある。

    (仮説)
    他者が書いた文を読んでいる(≒他者によって言語化された情報ばかりを脳にインプットしている)とき、自分の体と脳を使って非言語情報を収集する能力や自分の脳を使って非言語情報を言語化する能力はほとんど使っていない。

    (仮説)
    使わない能力は衰えていく。一度衰えた能力でも使い出すと回復してくる。

  • キーワードによる復習。読書時の視線を利用した速読。概要の理解を優先する読書。

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