幕末明治風俗逸話事典

著者 : 紀田順一郎

• 東京堂出版 (1993年5月30日発売)

作品紹介・あらすじ

現代日本のルーツは明治維新、文明開化にあり。激動のいま、あらためて幕末明治の混乱期を振り返る。選りぬきの珍談・奇談で、近代史の側面理解に。読んで楽しい、ビックリ話題が満載。

感想・レビュー・書評

[takasekiさんの感想 · 2022年2月4日]

ちくま文庫の「山田風太郎明治小説全集」と平行しながらぱらぱら読んだのが本書。
山田作品で触れられている人物や事象も掲載されており、物語の背景、世界観が広がって、小説がより面白く読める。
こういう併読もなかなかよろし。

著者プロフィール

評論家・作家。書誌学、メディア論を専門とし、評論活動を行うほか、創作も手がける。
主な著書に『紀田順一郎著作集』全八巻（三一書房）、『日記の虚実』（筑摩書房）、『古本屋探偵の事件簿』（創元推理文庫）、『蔵書一代』（松籟社）など。荒俣宏と雑誌「幻想と怪奇」（三崎書房／歳月社）を創刊、のち叢書「世界幻想文学大系」（国書刊行会）を共同編纂した。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」