センスをみがく文章上達事典: 魅力ある文章を書く59のヒント

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  • 東京堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490106763

作品紹介・あらすじ

文章を書くうえでの基本的な作法から効果を高めるさまざまな表現技術。そして文章の奥にいる人のけはいを映し出す表現の形と心まで日常から文学へと広く実用に役立つ総合的な文章作法事典。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は国立国語研究所所長を経て現在早稲田大学教授、専攻は文体論・表現論。日本語の表現法、文章術の著書、および日本語の辞書・事典類の編纂に多数携わる。本書は川端康成、夏目漱石、坂口安吾、小林秀雄など著名な近代・現代文学者の作品を例示しながら、日本語の表現方法、文章の演出、構成などについて非常にわかりやすく解説している。事典としての機能が充実しており、各章は比較的短くまとめられ、どこから読んでもよいように構成されている。巻末索引付き。文章を書く具体的課題を持っている人だけではなく、読み物としてもおもしろく、文学に親しむきっかけになる本ではないかと思う。この本を読んで、なにか作品を書いてみたくなった。今、構成を練っているところである。

  •  書き方がわからなくなった時に読み返している。当たり前すぎて今更……といった内容が実は一番大事だったりして、面白い。
     現在、Ⅰ「書く」まで読書中。

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著者プロフィール

1935年、山形県生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。国立国語研究所室長、成蹊大学教授を経て、早稲田大学教授(日本語研究教育センター所長)、現在は名誉教授。日本語文体論学会代表理事、現在は名誉顧問。主著に『日本語レトリックの体系』『日本語文体論』『日本語 語感の辞典』『日本語 名表現辞典』『日本語 笑いの技法辞典』『新明解 類語辞典』『類語ニュアンス辞典』『美しい日本語』『日本語の勘』『日本語名言紀行』など。

「2023年 『文章作法事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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