世界史でたどる名作オペラ

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  • 東京堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490208245

作品紹介・あらすじ

オペラが出来て400年余。神話や聖書からジャンヌ・ダルクまで、知られざる名作も含めて、"歴史オペラ"が数多く作られてきた。世界史の流れを追いながら、"歴史オペラ"の120作品を紹介する。

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  • 帯文:”歴史を題材にしたオペラの名作の数々!背景を知るほどに、観る楽しさも増す。” ”世界史の流れを追いながら、「歴史オペラ」の120作品を紹介する。”

    目次:はじめに、第1章 神話の世界とオペラ、第2章 古代エジプトとイスラエルの民、第3章 アレクサンドロス大王の登場からローマ帝国成立まで、第4章 ローマ帝国の映画と帝国の分裂、第5章 中世ヨーロッパの形成、第6章 十字軍派遣と神聖ローマ帝国皇帝権をめぐる争い、…他

  • ギリシャ神話、旧約聖書、そしてローマ、中世・近世の欧州とオペラが描いた歴史は国王をめぐる争い・恋・殺人などのドラマティックな出来事の連続。それだけにオペラにしやすかったということなのだろうが、人間の罪深さを改めて感じる。名作というが名前の知らないオペラが多かった。ヘンデルがいかに古代を描いた多くの作品を残していたかは全く知らない世界であった。

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著者プロフィール

1952年山形生まれ。東京藝術大学大学院博士課程満期退学。現在、桐朋学園大学音楽学部名誉教授。18、19世紀を主な対象とする音楽社会史、音楽思想史を専攻。
著書に『新版 クラシックでわかる世界史──時代を生きた作曲家、歴史を変えた名曲』『ピアノ大陸ヨーロッパ──19世紀・市民音楽とクラシックの誕生』(以上アルテスパブリッシング)、『神と向かい合った作曲家たち──ミサ曲とレクイエムの近代史 1745–1945』『《ドイツ・レクイエム》への道──ブラームスと神の声・人の声』『シューマン 全ピアノ作品の研究 上・下』(以上音楽之友社)、『ピアノの誕生』『クラシック 名曲を生んだ恋物語』(以上講談社)、『「楽聖」ベートーヴェンの誕生』(平凡社)、『世界史でたどる名作オペラ』(東京堂出版)、共著・共編書に『ベートーヴェン事典』(東京書籍)、訳書に『魔笛とウィーン』(平凡社)、監訳・共訳書に『ルル』『金色のソナタ』『西洋の音楽と社会(7)ロマン主義と革命の時代』(以上音楽之友社)、『オックスフォード オペラ大事典』(平凡社)などがある。

「2023年 『バロック音楽と国際政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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