- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492043516
作品紹介・あらすじ
ハリポタを読んでも、英会話教室に通っても、仕事で使える英語力は身につかない。ビジネスパーソンだからできる、ピンポイント&最短距離の一石二鳥の英語学習法。
感想・レビュー・書評
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ビジネス英語を学ぶ上でのIRレポートの有用性を説いた内容。
ビジネス英語では、使われる単語や言い回し、
書き方についてもある種独特の面がある。
しかし、それらが全て網羅されているIRレポートは、
絶好の、そして安価な参考書足りえるというもの。
実際の事例をいくつか出しながら、大変分かりやすく説明している。
英語本を読むと自分なりの英語帳作成が提案されるが、いまだ実践したことがない。
しかし、それもトライしてみたいと感じた。
まずは、自分の勤める企業の同業界の企業のIRレポートを読んでみたい。 -
仕事で英語を使うことが増え、独特の表現に頭を悩ましていますが、なるほどそういうことか!という感じです。
IR資料でビジネス英語を学ぶのは、興味のある会社のことも知れるし、英語も勉強できちゃう、一石二鳥な考え方ですね! -
・IRレポート利用により、ビジネス英語特有のメリットを学び、ビジネスの知識や素養を蓄えることができる。
・財務関連ページで会計関連用語を一度に学べる。
・とにかく3週間は読み続ける。3回は読む
日英両言語での比較のお勧めIRレポート発行企業
トヨタ・日産
ファナック・オムロン・中外製薬・協和発酵キリン
ユニクロ
東京ガス・東京電力
NTTドコモ・NTTデータ・KDDI・ソフトバンク
東京急行電鉄
富士フィルム
三菱商事
イー・アクセス
オリックス
ベネッセ
セブン&アイ・ホールディングス
セコム
パナソニック
京セラ -
タイトル通りだが、自分の中で今までこの観点はなかった。トライしてみる。
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1)概要
いわゆる日常英会話や、
ブロークンなビジネス英語ではなく、
“しかるべきポジションの人間と英語で
ビジネスをするために必要となる英語力”
をいかにして身につければよいか、
という点に着目した指南書。図書館借用。160頁程。
TOEIC専門講師である著者いわく、
「ビジネス英語の最高の教材は、英文のIRレポート」とのこと。
大きく以下の3つを効率的に習得できる。
・ビジネス英語の語彙
・ビジネス英語特有の文体
・ビジネスそのものに関する知識/素養
グローバル展開する日本企業のIRは、
和文/英文の双方でリリースされているケースが大半であり、
教材にうってつけだそうです。
(トヨタ、日産、三菱商事、NTTdocomo、NTTデータetc)
つまるところ、本書のテーマは、
「IRを使って、こんな感じで英語の学習をしてみては」
という導入書。
実在企業のIRを引き合いに出し、
着眼点などを解説してくれる。
個人的な◎は、第4章。
「ビジネスで好まれる英語表現 50」。
tell→notify、buy→procure、bigin→embarkや、
a lot of、enough→sufficientlyなどなど。
ついつい「a lot of~」とか使ってしまうのですが。
2)章立て
第1章 間違いだらけのビジネス英語学習法
・こんな学習ではビジネス英語は身につかない
・ハリーポッター≠ビジネス英語
・英語=英会話という誤解
・TOEICの高スコアとビジネス英語は別物
・「ネイティブ並みの英語」は必要ない
第2章 IRレポートでビジネス英語を学ぶ
第3章 IRレポートの読み方
第4章 IRレポート頻出の英単語&英語表現
・IRレポートの頻出英単語 222
・IRレポートの頻出表現 100
・ビジネスで好まれる英語表現 50
・会計英語はAnnual Reportでまとめて覚える
第6章 ライティング、リスニング、スピーキング学習法
3)キーワード
・業績の良い企業、成長企業のIRは金をかけて作られる傾向にあり、
レベルの高いものが多い
・IRのAnnual Report、特にFinancial SectionとFinancial Resultsは
必読。
・金融業界/米国東部のビジネスシーンでは、
文書のみならずミーティング、プレゼンなどにおいても
いわゆる「インテリ表現」で、“人となり”を推し量る文化あり。
→文法、スペル大事。フォーマルな語彙表現を押さえておくべし。 -
2010/07/21
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ビジネス英語を勉強したかったので、そのきっかけがわかりよかった。
IRレポートでよく使われる表現、ビジネス英語でよく使われる表現などは、非常に参考になる。
ただ、内容は非常に軽いので、立ち読み程度でよいかも?