- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492045398
感想・レビュー・書評
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2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 開架図書(3階)
請求記号: 336//Mu54
【選書理由・おすすめコメント】
将来自分に必要になってくるであろう「力」が学べる本だと思います。ぜひ読んでみたくなりました。
(現代政策、3年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グロービスの教授陣によるビジネスの基礎を10に分けて解説。
「論理思考力」:すべての基本となる「論理を成立させる」考え方
「コミュニケーション力」:論理思考をベースとしたわかりやすいコミュニケーション方法の具体的な手法。
「仮説構築力」:“手当たり次第”調べる、考えるという状況から脱する。情報収集はQuick and dirty。その情報の取り方はあってるか。「情報収集力」:作った仮説を検証するための情報収集の方法論「データ・情報分析力」:収集した情報をいかに分析、加工、そして表現する力。
そして「次の打ち手を考える力」:ビジネスにおける次の一手を考える方法「プレゼンテーション力」:意思決定者に物事を効果的に伝える方法。apple to appleか、apple to orangeか。プレゼンは、目的をしっかりおさえているか、相手の状況を理解しているか。
物語の8つの要素。
1.現状(読み手と主人公を一体化する)
2.きっかけ(何かが起こり現状のままではいられなくなる)
3.探求の旅(課題に対応する)
4.驚き(ストレスや驚異の本当の要因とあう)
5.重大な選択(板ばさみ状態によるジレンマが発生する)
6.クライマックス(決断し、何かを選択する)
7.方向転換(決断の結果として変化が起こる
8. 解決(方向転換が成功する)
大切なことであるとわかっていても、数字だけ、事実だけといった説明やプレゼンテーションはまったく頭に残らない。何かやりたいと思う感情を喚起するには、聞いている側が、その情景を想像できるような物語性を持たせる必要あり。実例を語り、実際の登場人物を語り、実際に何に困っているのか、次の展開はどうなりそうなのかを語る。人を動かすのは難しいということだ。
「周囲を巻き込む力」:実際に社内で人を巻き込みながら実行していくための方法「チームを作る力」:特にリーダーの立場に立ち、チームを作る方法「志を育てる力」では、本書の最後として何のために能力開発をするのか、自らのキャリアや志をどのように成長させるのか。 -
内容が良かったです。
すぐに実務に活かせることがまとまっている、まさにビジネス基礎力の本。
欧米のMBA取得を目指すはじめる平均年齢は27歳。
この本のタイトルも27歳からのMBA。
同年代の方々にもおすすめしたい本です。