27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

制作 : グロービス経営大学院 
  • 東洋経済新報社
3.67
  • (22)
  • (37)
  • (38)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 813
感想 : 38
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045398

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2014年10月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(3階)
    請求記号: 336//Mu54

    【選書理由・おすすめコメント】
    将来自分に必要になってくるであろう「力」が学べる本だと思います。ぜひ読んでみたくなりました。
    (現代政策、3年)

  • グロービスの教授陣によるビジネスの基礎を10に分けて解説。
    「論理思考力」:すべての基本となる「論理を成立させる」考え方
    「コミュニケーション力」:論理思考をベースとしたわかりやすいコミュニケーション方法の具体的な手法。
    「仮説構築力」:“手当たり次第”調べる、考えるという状況から脱する。情報収集はQuick and dirty。その情報の取り方はあってるか。「情報収集力」:作った仮説を検証するための情報収集の方法論「データ・情報分析力」:収集した情報をいかに分析、加工、そして表現する力。
    そして「次の打ち手を考える力」:ビジネスにおける次の一手を考える方法「プレゼンテーション力」:意思決定者に物事を効果的に伝える方法。apple to appleか、apple to orangeか。プレゼンは、目的をしっかりおさえているか、相手の状況を理解しているか。
     物語の8つの要素。

    1.現状(読み手と主人公を一体化する)
    2.きっかけ(何かが起こり現状のままではいられなくなる)
    3.探求の旅(課題に対応する)
    4.驚き(ストレスや驚異の本当の要因とあう)
    5.重大な選択(板ばさみ状態によるジレンマが発生する)
    6.クライマックス(決断し、何かを選択する)
    7.方向転換(決断の結果として変化が起こる
    8. 解決(方向転換が成功する)
    大切なことであるとわかっていても、数字だけ、事実だけといった説明やプレゼンテーションはまったく頭に残らない。何かやりたいと思う感情を喚起するには、聞いている側が、その情景を想像できるような物語性を持たせる必要あり。実例を語り、実際の登場人物を語り、実際に何に困っているのか、次の展開はどうなりそうなのかを語る。人を動かすのは難しいということだ。


    「周囲を巻き込む力」:実際に社内で人を巻き込みながら実行していくための方法「チームを作る力」:特にリーダーの立場に立ち、チームを作る方法「志を育てる力」では、本書の最後として何のために能力開発をするのか、自らのキャリアや志をどのように成長させるのか。

  • 内容が良かったです。
    すぐに実務に活かせることがまとまっている、まさにビジネス基礎力の本。

    欧米のMBA取得を目指すはじめる平均年齢は27歳。
    この本のタイトルも27歳からのMBA。
    同年代の方々にもおすすめしたい本です。

  • クリシンを中心にビジネスマンが身につけておくべき基礎スキルについて記載した本。さすがグロービスである。

    <メモ>
    ・問題解決フレームワーク what where why how
    ・売上が上がらない時のマーケティングフレームワーク STP+4P セグメンテーション→ターゲティング→ポジショニング
    ・AMTUL 気づき 思いだし 試し 継続利用 ブランド定着 awareness memory trial usage loyality
    ・プレゼンテーション プレゼン後の相手の状態、すなわち目的を明確に定義する。
    ・スライドはメッセージが先、ボディが後。わんスライドワンメッセージが原則
    ・巻き込む力 ビジョンで引っ張る。戦略を達成する。具体行動として巻き込むの三つがある。
    ・チームビルディングにはチーム文化とそれを作るリーダーが重要。ファシリテーション能力、メンバーのモチベーション調整も大事。

全38件中 31 - 38件を表示

著者プロフィール

荒木 博行(アラキ ヒロユキ)
株式会社学びデザイン 代表取締役社長
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。 株式会社フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、株式会社絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 音声メディアVoicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティを務めるとともに、株式会社COASにおけるホースコーチング・プログラムディレクターも務める。著書に『自分の頭で考える読書』(日本実業出版社)、『藁を手に旅に出よう』(文藝春秋)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』シリーズ(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』(ともに日経BP)など多数。

「2023年 『独学の地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荒木博行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×