うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045961

作品紹介・あらすじ

40代以上必読! 
女性以上に深刻な「男の更年期障害」への対処法

最近「やる気が出ない」「何もかもおっくうだ」というあなた、31ページの質問に答えてみてください。
50点以上なら、要注意です。医療機関で、男性ホルモン「テストステロン」の値を測定してもらいましょう……。

テストステロンの減少がもたらす更年期障害への対処法をわかりやすく解説。
心身の健康のみならず仕事力をも左右するテストステロンを増やすためのライフスタイルも指南する。

「ドクター堀江のテストステロンを高めるための10か条」付き

◆本書から
●男性ホルモン「テストステロン」が減ると、元気がなくなって気分が落ち込んだり、イライラしたり、不眠になったりする。
●うつ患者の7割以上がテストステロン不足であり、抗うつ剤でかえって悪化させているケースもある。
●男性的魅力にあふれ、女性にモテる男性は、一般にテストステロン値が高い。
●同性からも人気があり、人望がある男性は、慨してテストステロン値が高い。
●リーダーシップのある男性、仕事ができる男性は、テストステロン値が高い
●テストステロン値は血液検査で簡単にわかり、補充療法などで劇的に回復できる。
●アメリカでは年間170万人がテストステロン補充療法を受けているが、日本では2万人にすぎない。
●頻尿や尿もれ、EDも、テストステロン値を上げることで改善することが多い。
●ライフスタイルの改善でテストステロンを増やすこともできる。
……

感想・レビュー・書評

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  • 最近どうも調子が悪く、特に集中力に関して、
    かなり自分でも自覚できるほど「おかしい」という状況でした。
    キンドルで、たまたま見つけた本ですが、自分の症状にあてはまることが多く、
    加齢や生活習慣による男性ホルモン(テストステロン)の減少かなと思いました。
    特にテストステロンを上げるのに役立つ、漢方薬の記述は大変参考になりました。
    年をとることは、避けられません。

    また、著者も記述している通り、日本は年をとればとるほど幸福感が下がる社会になっています。
    そのため、「若さ」が賛美され、若さを「保つ」ことが、
    いわば、少なくない人の「経済価値」になっているのかもしれません。
    非常に残酷な社会ですが、受け入れるしかありません。

    男性更年期は、非常にうつ病の症状に似ているので、
    やはり、この著作にある確認シート(点数表)で、自身の更年期度数を知って、
    メンズヘルスに行ってみるのが得策かもしれません。

  • テストステロンを上げるための10か条
    1.適度な運動をする
    2.仲間とともに行動をする
    3.ストレスを解消する
    4.夜更かしをしない
    5.女性と接する
    6.学生時代の友達と会う
    7.パワースポットに出かける
    8.海に入る
    9.「臭い話」で盛り上がる
    10.ゲームをする

    漢方薬、補中益気湯でテストステロンを上げる

  • 漢方ってやっぱりいいんだな〜、と思いました

  • 不調を抱える中年男性にとって、有用な内容。ただ、2021年12月現在では、少し古い本なので、同じ著者の新しい書籍を読んだ方が、有用かと思います。

  • ・男性ホルモンテストステロン、女性ホルモンエストロゲン
    ・元は女、胎児の時に自分でテストステロンをガンガン出すと男として生まれてくる
    ・抗うつ薬にはテストステロンを下げてしまうものもある
    ・鬱に効くのはテストステロンを上げること
    ・自己表現、評価されて自信つくとテストステロンあがる
    ・出来る男ほどテストステロン高い
    ・チャレンジ精神、冒険、旅、公正性、男の魅力
    ・薬指長いほどテストステロン高い
    ・家庭でリラックスしてるとテストステロン値が下がる、家庭的な人は低い傾向
    ・現実的な人、目標達成のプラン立てられる人はテストステロン値高い
    ・寅さんのような夢追い人は低い
    ・テストステロンは睾丸で作られる
    ・ストレスあると製造中止してしまう
    ・勃起は副交感神経優位だが射精時は緊張した交感神経優位になるので、この瞬間に身体に大量の「活性酸素」が生まれてしまう。女性と交わるのはいいが身体には「接して漏らさず」が理想
    ・NO(一酸化窒素)が減ると老化早まり鬱になりやすい。NO減少理由は活性酸素(カロリー過多、紫外線、喫煙で増える)による酸化と、糖化(砂糖炭水化物など取り過ぎで増える)
    そして、NOを出すのがテストステロン
    ・ED薬は血管の新陳代謝を良好にしNO出す機能向上、動脈硬化を防ぎ活性酸素の害を減らす
    ・夜間頻尿は病気のサインかも
    ・漢方薬「捕中益気湯」ほちゅうえっきとうがオススメ
    ・男性ホルモンが低い人は悪性ガンかかりやすい
    ・スポーツをするとテストステロンあがる
    ・テストステロンは夜中1〜3時に作られる
    ・女性と接する、友人と会う、五感を刺激する
    ・たんぱく質をよく摂る
    ・玉ねぎ、ニンニク、スイカ、冬瓜がよい
    スイカは白い部分が特にいい
    ・コレステロール高めの人の方が長生きする
    ・泌尿器科でテストステロン値を測定出来る血液検査
    ・加齢とは細胞の酸化、漢方がいい
    ・NOを高める牛車腎気丸、テストステロン以外の男性ホルモンを高める八味地黄丸も有効

  • ・テストステロンが減っているかは泌尿器科やメンズヘルス外来などで調べてもらえる。ホルモン補充療法で治療する方法がある。
    ・漢方薬なら 補中益気湯、八味地黄丸、牛車腎気丸などが有効

  • 男性更年期の特徴がわかりやすく書かれている。
    「男の」云々はいかにも昭和テイストで苦笑いをしてしまうが、生物としてのオスというのはあるので、すべてさければいいというものではないだろう。

  • 接して漏らさず、との言葉が1番刺さった。交わっている間は副交感神経が優位で、射精した瞬間、交感神経が優位になり、活性酸素が大量に出るとのこと。

  • 気力が下がったら

  • 自分のために。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科教授。医学博士。日米で医師免許を取得し、救急医学、泌尿器科学、腎臓学、分子生物学の研鑽を積む。精度の高い泌尿器手術を行う一方、学際的なアプローチを男性の健康医学に導入、日本初のメンズヘルス外来を開設。(一社)日本メンズヘルス医学会理事長。著書に『LOH症候群』(角川新書)、『ホルモン力が人生を変える』(小学館新書)、『男性の病気の手術と治療』(かまくら春秋社)などがある。

「2023年 『元気の素 更年期の壁を越えるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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