ビジネススクールで教えている武器としてのITスキル

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046227

感想・レビュー・書評

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  • アルゴリズム、統計学、プログラミング…。ビジネスパーソンが今後活躍する上で理解しておきたい「ITスキル」について、要点を絞って解説する。

    PROLOGUE ITスキルは最強の戦闘力になる
    1 コンピュータ+データの基本スキル
    2 戦略・マーケティングの基本スキル
    3 リーダーシップ・組織の基本スキル

  • ITスキルの重要性を理解するには良い。

  • アルゴリズムとプログラミングの違いなどが少し理解できるようになったので良かった。
    また、ITスキルを駆使しながら今後どのような力が必要になってくるのかを、企業などの実例を用いて説明してくれているのも勉強になった。

  • グロービス著。ITスキルを仕事上でバリバリと使いこなす必要はないまでも、それらの考え方や枠組みを素養として身につけることで、、という本。

    感想。
    企画通りの本で良い。後半は来たる時代の働き方論、リーダーシップ論に割いていて、内容自体は共感するが、そこはこの本でなくとも良い。

    備忘録。
    ・問題の定義をするのは100%人間の仕事。
    ・コンピュータは記憶装置からデータを読みだして、計算して、記憶装置に結果を返すこと(=処理)を、繰り返し行うのみ。
    ・アルゴリズムとは、コンピュータを利用して与えられた課題を解決する為の処理手順のこと。ビジネスパーソンは、プログラミング言語よりもアルゴリズムを理解することを優先した方が良い。
    ・プログラムはオープンが当たり前。
    ・ITシステム構築の手順。①ITを使って実現したいことを考える、②それをアルゴリズムに落とす、③プログラミングをする、④実際に想定通り動くかテストする、⑤使い始める。プロジェクトがうまく進まないのは①や②に原因があることが多い。
    ・プログラミングご出来る人と、アルゴリズムが考えられる人はべつ。
    ・ビッグデータの価値の本質は、データに潜むパターンの抽出にある。
    ・過去に何度も行われた業務は、たとえ高度な知識を求められる業務であっても、コンピュータに取って代わられる可能性あり。
    ・ただし相関関係を示せるが、因果関係、相関する理由をコンピュータは説明できない。
    ・コンサルタントの得意な、問題解決におけるwhere,why,howも、コンピュータに置き換わるかもしれない。
    ・これからの時代はビジョンを示し、他の人々を引っ張る力が必要。
    ・今のビジネスは、社外の人と協業し合うネットワークが欠かせない。関わる人が全てパートナーと考えるべき。自分の都合を業者に押し付けるような仕事の仕方は無理。

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著者プロフィール

ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力。2022年2月時点で在校生・卒業生の累計は約1万人に達し、日本最大のビジネススクールへと成長しています。その他、関連事業として、 グロービス・コーポレイト・エデュケーション、グロービス出版、GLOBIS 学び放題、グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャー・キャピタル事業、 GLOBIS知見録、出版/電子出版事業 一般社団法人G1、一般財団法人KIBOWがある。

「2023年 『読めば3年後の未来に先回りができる 入社1年目からの「働き方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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