世界最高の話し方――1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール
- 東洋経済新報社 (2020年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492046777
作品紹介・あらすじ
【1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた「伝説の家庭教師」の全メソッドが、初めて書籍化!完全初公開!】
【「雑談」「プレゼン」「説得」「説明」「ほめ方」「叱り方」、話し方にまつわる全スキルが、たった1冊で身につく!】
【リモートにも完全対応!「伝え方」「目線」「声」「しぐさ」今知りたいノウハウが満載!】
【仕事も日常会話も、この「黄金50のルール」でうまくいく!話し方が変われば、人生が変わる!】
【雑談】
・日本のトップエリートも、じつは「雑談」が苦手、みんな悩んでいる
・雑談は「『ど』力」で、必ず上達する。「ど」から始まる質問を極めよう
・「4種の質問」を使い回せば、会話は途切れない
・「大ヒット商品の法則」で、相手が喜ぶ話のネタを見つける
・「スキャンダルの法則」で、相手の「関心」をわしづかみにする
【プレゼン】
・プレゼンで「緊張しない奥義」は、どう身につける?
・「ヤッホーの法則」で、自分の「殻」を破ることができる!
・池上彰氏、高田明氏に学ぶ!「共感プレゼン」に変える「カネの法則」
・くれぐれも「自己紹介」と「お礼」から始めてはいけない
・プレゼンの冒頭は「この5パターン」で心を掴む
・日本人お得意のあのポーズも実はNG?
【リモートの話し方】
・リアルよりも集中力がもたないリモートの「飽きさせない話し方」とは?
・表情やプレゼン資料の「魅せ方」「見せ方」は、こう極める
・「動き」「しぐさ」「口調」は、ここがポイント!
・リモート会議の「目線(アイコンタクト)」は「角度」が命です
・物理的な距離を越え、「心の距離を縮めるコミュニケーション」ノウハウの秘訣は?
【説明・説得】
・「言葉のお片付け」で、「魂の一言」に磨き上げる
・3つの話し方で「だらだらしゃべり」に終止符を!
・アメリカの子どもが必ず学ぶ超基本!「結論→中身→結論」の「ハンバーガー話法」の秘訣
・「たった一言」で、説得力は100倍増し!
・できるリーダーは数字を操る。「丸めない数字」でインパクトを出す
・「これは聞かなきゃ」スイッチをオンにする「魔法の言葉」とは?
【ほめ方・叱り方】
・あなたの人気、まわりのやる気、全部爆上り!「モチベーションの魔術師」になれ!
・「ミカンほかんの法則」を使えば、相手をいい気分にできる
・ほめるときの基本中の基本!「す・ぐ・き」とは?
・科学的に証明されている「ほめる:叱る」の黄金比率は?
・「ほめる→叱る→ほめる」はもう古い。「正しい叱り方」はこれだ!
もう話し方で悩まない!苦手意識もなくなる!誰とでもうまく話せる!この1冊で、仕事も人間関係もうまくいく!
あなたの人生も変わる「魔法のスキル」が凝縮!
この1冊で、リモート時代「最強の武器」を身につけよう!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
タイトル通りの内容で、とても読みやすい本でした。
大事な部分は青字や太字になって強調されており、文字も少し大きめでとても読みやすい本だと感じました。
内容については、所々浅いな…と思う部分はあるものの、参考になることも多く、プレゼンはもちろん、雑談や普段の業務報告にも使える技があるので一読の価値ありだと思います。
この本で学んだのは、相手のことを考えて話すことですね。よく言われていることだけど、結構難しい気がします。
---------
以下はメモ
P42-何を言うかよりも相手をどんな気持ちにさせるかのほうがよほど重要
P62-人の興味や欲求のほとんどは、すべて自分に関係あるもの。
自分ごととして考えられるものは半径10m以内。
相手にとって身近で、その悩みや損得に関わり、便利で影響を及ぼす会話ネタを選ぶ。
P64-聞き手に関心があること
①流行②有名③苦労・失敗・葛藤④感情⑤告白⑥変化
P68-聞き手が最も耳にしたいのは話し手の価値ではなく聞いている自分の価値。
P74-最高の褒め方は4つを組合わせる
①承認②共感③賞賛④感謝
P74-ほめるとき
すぐほめる、具体的にほめる、気持ちを込めてほめる
P78-ほめる6:叱る1がベスト
P82-正しい叱り方
①叱るべき事実②なぜ、それがダメなのか(理由)③自分はどう思うか(主観)④解決策を提示させる
P93-キーメッセージを13文字程度にたたむ
①たとえ…意外なものにたとえる
②数字…具体的な数字を入れる(7選、3大ルール)
③ベネフィット…得することが伝わる言葉を入れる
④チカラのあることば…最強、世界一など
⑤?→!…えっ?と思わせてなるほど!と思わせる
P97-説明の基本
結論→中身→結論
P147-コミュニケーションの最重要ルールは相手に「絵を見せる」(情景が浮かぶ)ように話すこと。
P186-自己紹介で始める入り方は、退屈なプレゼンの典型。
P188-プレゼンの冒頭5パターン
①ユーモア
②サプライズ-想定外、珍しいもの
③ストーリー-軽いエピソード
④質問
⑤告白-じつは私… -
「だからウチの会社のオジサンたちの説明はつまんないんだな!うんうん」と納得の内容。でも「だったらオマエがやれ」と言われると、私もつまらん内容しか人前で話せそうもない。今後、社内研修の出番が来るかもしれない。そのときに使えそうな部分はメモしよう、と思って読んだ。
特に、オンラインで何か説明しないといけないことも増えてきたし。
イラスト多めで、行間も広いし、読みやすいと言えば読みやすい。でも定期的に読み返さないとすぐ忘れる。スキマ時間でちょいちょい読んで付箋を貼っていったけど、思い返してみると、あんまり目新しい内容には感じない。
電車の広告で見て、図書館で予約。1年以上待った。
人前で話すことが多い人は読むと参考になりそう。 -
ビジネスマン向けの話し方指南書。
雑談(会話)、スピーチ、プレゼンなど、ビジネスにおける様々な「話し方」を取り上げている。
幅広いトピックを扱っているため、物足りなさも感じるが、その場合はこの本を足がかりにそのトピックを掘り下げた本を読んでみるのが良いと思う。
まずは、紹介されている技術を実践してみるのが良いのだろう。
以下、印象に残った部分。
▼一流の褒め方は「ミカンほかんの法則」
「承認(みとめる)」「共感」「賞賛(ほめる)」「感謝」
▼褒め力、感謝力のパワーアップには「す・ぐ・き」
【す】すぐ褒める
【ぐ】具体的に褒める
【き】気持ちを込めて褒める
もう一声「盛ってみる」ことが大事。
▼建設的なネガティブフィードバック(批判的な評価を伝え、改善を促す)
①叱るべき事実
②なぜ、それがダメなのか(理由)
③それについて自分はどう思うか(主観)
④解決策を提示させる -
■世界最高の話し方
・つながる力を高めることがこの本の究極の目的
★雑談、会話のルール
・グローバルエリートは雑談を重要視する。
・コミュニケーションにおいて、
「何をいうか」よりも「相手をどんな気持ちにさせるか」が重要と知っているから。
・人は自分が聞きたい情報だけを受け入れる生き物
・相手が興味のある情報しか受け止めてもらえない
・相手が受け取りやすい球を投げる。
・コミュニケーションの基本は相手フォーカス。自分のアピールや自分が言いたい事、こうした自分への執着やエゴを手放す。自分視点を離すことが、話すことを上達させる一歩にかる。
・マイクを相手にわたして、相手に何を気持ちよく話してもらおうか、を考える。
・二流は口を、一流は目と耳を動かす
・「関係」「関心」「価値」を会話に盛り込む
・関係は相手にとって身近であること
・関心は、成功話よりも、しくじり話の方が関心がある
・価値は、相手の価値をしっかり伝える。
・世界のエリートは徹底的な相手目線を貫き、脱自己アピールの話し方で相手を魅了する。
・数字を使う。丸めない正確な数字を使うことで規模感とインパクトを与える。
★説明の達人のルール
①いかにメッセージをパンチのきいた一言に絞り込めるか
・言いたい事を一言でまとめるクセをつける
・ヤフートピックスの見出しを参考に13文字以内を目指す
・キーメッセージの作り方
・言葉を棚卸しにする
・その中から心が動く言葉をピックアップ
・5つの方法で13文字以内にたたむ
・5つの方法
1. たとえ ありきたりでなく意外なものにたとえる
2. 具体的な数字を入れる
3. 相手にとって得する言葉を入れる
4. 強い言葉を掛け合わせる
5. 最初はえ?と思わせて、あとでなるほどと思わせる
②話の順番を間違わないか
・説明の鉄板ルール
・これから何を話すのかを冒頭に告げて、
その話をし、最後に「何を話したか」をまとめる。
・①のキーメッセージを最初に準備し、
結論→中身→結論 のハンバーガー話法が、説明の超基本になる。
・結論→理由→事例→結論 ですっきり説明。
・とりあえず「なぜならば」をつけるだけで、説得力が倍増する
・「3つあります」手法で、ポイントを3つに絞る。3が多すぎず少なすぎないマジックナンバーだから。
・面白いプレゼンの定番は「問題→解決法」フレームワーク。課題やお悩みなどの問題を提起し、その解決方法を示すという展開手法。
・「説明の達人」→「13文字」+「①なぜなら」or「② 3つ」or「③ お悩み解決」の組み合わせでマスターすれば、誰でも達人になる。
★信頼と共感を勝ち取る話し方
・大切なのは、うまく話すことより、いかに人々の心に寄り添い、動かすことができるか。
・世界のリーダーは教官型ではなく、共感型が主流
・いい人ではなく、いい気分にさせてくれる人=トランプ
・相手の感情に共感しながら話す。
・人は好意を見せてくれる人に好意を抱く、心理学の「好意の返報性」にある。
・つまり、人は「自分に共感してくれる人」に共感する。
・ストーリーは人の脳をハッキングする効果がある。
・30秒でストーリーをつくる方程式は「before」「after」「気付き」
・人生の転機や変身がストーリーとして最強コンテンツ
★論理と感情の両輪を使ったエモロジカルな説得の具体ノウハウ
・相手に絵をみせるように話す
・そのためには、細かいディテール描写が、話を紙芝居のように目で見えるようにしてくれる。
・相手の心を動かすためには、「見せる」「感じさせる」言葉にこだわる。
・相手の頭に描写させるためには、対象を絞り込む、一場面を切り取って話すなど。
・例え話を活用する。特に手垢のついていない、耳慣れないもの。つまり、誰も免疫の持っていない言葉に転換。たとえたい、と思う事象の形状や特徴を連想ゲームのように思い浮かべていく。
・「これは聞かなきゃ」と思わせる、スイッチをオンにさせる言葉を仕込んでおく。
強調したいメッセージの直前に、相手の脳の記憶スイッチをオンにしてもらう言葉。
例
・今日ぜひ覚えていってもらいたい、たった一つのポイント
・ポイントは大きくわけて、二つあります
・これだけは聞いてください
・想像してみてください
・これらの言葉のあとに、間をおくことで、緊張感が生まれ関心が集まる。
★プレゼンで緊張しない奥義
・プライドを捨てて恥をさらしてバカになれということ。
・コミュニケーションにたった一つの正解はない
・「役」になりきる。自分から意識を離すことで、話す緊張感が解き放たれる。
・何度も練習すると、セリフや動きが体に埋め込まれる
・恥も度重なれば、気にならなくなる
・恥ずかしい、いいかっこしたい、を捨てる。
プレゼン力を上げる
・プレゼンは一方的に読み上げるのではなく、問いかけや質問で聞き手を巻き込み、対話で言葉のキャッチボールと心得る。
・「。」を「?」に変えるだけで、インタラクティブなやりとりに変わり、相手は好印象を持つ。問いかけを多くすること。
・プレゼンの冒頭は5パターン
1.ユーモアでつかむ
2.サプライズ 珍しいものを披露する、意表をつく想定外で鮮明に脳に残す
3.ストーリー。その日の軽いエピソードでも距離を縮められる。
4.質問を投げかけるのは、最もメジャーな方法
5.告白。 実は私、、で面白いつかみになる。
・声で大事なのはメリハリ。キーワードはゆっくり話して緩急をつける。
・脳のてっぺんを意識して声を高く、おへそに意識して声を低く。この高低を戦略的に使い分けるのが達人。
ユーチューバーに学ぶリモートの話し方6つのコツ
①豊かな表情 HIKAKINのような
②大げさな動き
③現物をみせて興味をひく
④効果音を入れる
⑤テロップを入れる
⑥会話調
カリスマオーラをまとうテクニック
・自信があるフリをするだけで、自信はできる。自信とは思い込みでしかない。
・語尾はシンプルに言い切る。「と思います。」「と考えます」は極力減らす
・えー、あのーなどの穴埋め言葉やクセは、スマホでチェックして数えてみる。
・言葉の間は、無理に穴埋めするよりは、しっかりと空けておく方が効果的。カリスマはこの沈黙を活用する。
・プレゼンやスピーチでは、棒読みにならないよう、原稿を一言一句起こすより、箇条書きで伝えたいキーワードをまとめる。
・何度も何度も練習し、言葉の意味を考える。言葉を伝えるのではなく、意味を伝える。 -
惹かれる見出しのとこだけ読むのがいいかもね
-
書いてあることが当たり前のこと過ぎてがっかり。
これが「世界最高」?「門外不出」??「伝説の家庭教師」???
こんなの最初から皆やっとるわ。読者を舐めるのもいい加減にしてほしい。 -
まずは自画自賛というか、自己紹介コーナーが長い。
本編に入るまでに同じことが何度も出てくる。
ただ、実際の”話し方”に入ると色々参考になることもあり、役に立つ。 -
何の話をしたかが重要ではなく、相手に何を感じさせたかが大事です。話す際も自分ひとりよがりの話ではなく、We主体で話をすると、盛り上がりやすい。そうでなければただの時間泥棒。
例えば、暴言を吐き続けた元アメリカ大統領トランプは、なぜあそこまで過激な言動をとりながらも、民衆からの支持を得ることができたのか、それは感情砲を次々と打ち出し、一体感を作り上げ、共通の敵を作ったことからです。