優良中古マンション 不都合な真実: 管理会社、保険、修繕積立金の裏側

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492047101

作品紹介・あらすじ

マンション漏水事故が多発
築20年で全戸の10%、築30年で15~30%、築40年で50%超?
知れば怖くて眠れない!

ある朝、突然、漏水事故の加害者になった金融ジャーナリストが突き止めた、
マンションの不都合な真実

所有者、管理組合の方はぜひ、読んでください。
決して他人事ではありません。

マンションの漏水事故の95%は「給湯管ピンホール事故」。漏水が発生し、それに対応する設備工事会社の経験値がまさにコレ。いつの間にか加害者になり、追い込まれる前に、そして、マンションの資産価値を守るため、本書を読んで、あなたのマンションを点検してみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 給湯管ピンホール事故というこれまで知らなかった事それがなぜ広く知られてこなかったのかという疑問
    そしてこれに絡んで悪どい商売をしている業者の手口
    これらを一気に知られて大変ためになった

  • マンションの管理組合を行う上で大変参考になりました。周囲でも漏水事故で大変な思いをした人がいるので、マンションを持っているか中古マンションの購入を検討している方は一読をお勧めします。

  • 分譲マンションの漏水事故。管理会社に任せて保険適用、というだけでは終わらないというお話。老朽化の前にリニューアル工事を、とはいうものの、管理組合の合意をとって、管理会社、施工会社を動かすのは一筋縄では行かない。
    マンション管理のあり方を考えさせられる一冊。

  • 漏水事故から始まるマンション管理をとりまくミステリー。
    XXは後述する、と意図してかせずか、続きが気になってしまうところが多く一気に読めてしまいそう。
    自身を振り返ってマンションの配管、管理組合と管理会社と工事会社の関係やらを気に掛けたことがなかったので、新たな気づきを得られた一冊。

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著者プロフィール

 1962年神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。金融ジャーナリスト。
 ノンバンク、外資系銀行など複数の企業で融資、不良債権の回収、金融商品の販売などを経験。
 主要執筆分野は法律と会計だが、球団経営の視点からプロ野球の記事も執筆している。 近著に『ドケチな広島、クレバーな日ハム、どこまでも特殊な巨人球団経営がわかればプロ野球がわかる』(星海社新書)など。

「2020年 『銀行業界大研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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