13歳から鍛える具体と抽象

著者 :
  • 東洋経済新報社
3.93
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492047361

作品紹介・あらすじ

著書累計100万部突破!!1日でも早く知ってほしい!大人になる前に知っておきたい一生役立つ「頭の使い方」◎なぜ、話がかみあわないの?◎要領がいいってどういうこと?◎数学でxやyを使う理由って?◎ことわざって何のためにあるの?◎勉強や方程式って何の役に立つの?◎なぜ、歴史で大昔のことを勉強する必要があるの?◎お金って何のためにあるんだろう?◎自分のやりたいことを実現するにはどうすればいい?勉強も人間関係もスムーズになる「考える」トレーニングAIに使われるのではなく、AIを使いこなす知的想像力を育てよう「具体と抽象」の往復で、何でもシンプルに整理できる!頭すっきり!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの通り、中学生や高校生ぐらいを
    対象に書かれていますが、大人でも
    気づかされることがたくさんある
    内容だと思います!

    具体と抽象をこんなにも上手く言語化し
    理解させてくれるのは凄いなと思いました。

  • 少しは他人に伝わりやすい言葉を選んで使いたいな、と思いこの本を手にとった。

    4章のコミュニケーションに関する部分が特に興味深かった。
    「いった」「いわない」はなぜ起きる?や
    「おにぎり買ってきて」の意味は?
    などの解説は、とてもわかりやすかった。

    13歳からこれを愛読できればすごい。
    人生の早い段階で抽象と具体を縦横無尽に使いこなせるようになれば、何かもっと新しい地平が見えると思う。
    いや、それでやっと人間としてのスタート地点に立てるのかもしれない。

  • 13歳が適切かどうかは分からないけど、具体と抽象を意識してつかめていると、何かを見たり聞いたり、考えを整理するときに役に立つとは思う。読むかなー(子ども)

  • 思考を深めるために細谷氏の著書「具体と抽象」を手に取ったものの、速攻で挫折した経験ありww

    そこで、本書「13歳から鍛える具体と抽象」を読み始めたわけだが、これが思いのほかヒットした。
    図解やイラストが多く組み込まれているため、非常に読みやすく、無理なく読み進めることができた。

    とはいえ、著者のメッセージをすべて受け取るにはさらなる読み込みが必要。
    さすがに13歳には無理じゃないかと思うw

    これからも本をたくさん読むことで、抽象化と具体化のスキルを鍛えていきたい。
    「メモの魔力」にも書かれていた、ファクト→抽象化→転用、という一連の流れが大切なんだなとあらためて理解した。

    【Action plan】
    ①日常会話の中で"たとえ話"にチャレンジする
    ②世の中の事実をまず自分ごととして捉える

  • 具体的な概念と抽象的な概念について解説した本。
    読みやすく分かりやすかったので、確かにタイトルどおり中学生ぐらいの子でも理解できる内容だと思った。

    具体的の具の訓読みは、「具わる(そなわる)」ということを初めて知った。調べてみると、意味としては、同じ読みの「備わる」と同じような意味らしい。実体をより表しているということが具体的という意味では、確かに「備わっている」といえるのかもしれない。

    5W1Hのうち、「When/Where/Who/What」は具体的な名詞の答えがあり、「Why/How」は名詞一言では表せられないという話はなるほどなと思った。
    特に「Why」は具体を抽象にするための疑問視で、「How」は抽象を具体にするための疑問視とのこと。そういうふうに考えたことはなかったけど、そういわれてみれば確かにそうなのかもしれない。

    後、「例えば」「例をあげると」「具体的にいうと」という言葉は、具体化するための言葉なのに対し、
    「要するに」「一言でいえば」「まとめると」という言葉は、抽象化するための言葉という話もなるほどなと。

    ちゃんと考えたことなかったけど、こういうふうに今は具体的な話をしているのか、抽象的な話をしているのか考えることができると、逆に抽象化したり具体化したりして話すということができるようになるのだなと思う。

    途中書いてあった、友だちに「お腹すいた。コンビニでおにぎりでも買ってきて」と言われてコンビニにいったらおにぎりが売り切れてたので何も買わずに帰ってきたという話は、自分もやってしまいそうだなと思った。
    そもそも、なぜおにぎりを買ってくるのかを考えると「お腹がすいているから」なのだから、おにぎりじゃなくてもいいはずだしね。このへんは、自分も気を付けたいと思う。

  • 具体と抽象を読んでみたいと思っていたところ、同著者のこちら、「13歳から鍛える具体と抽象」を先日の読書会で持ってきた方がいらして借りて帰った。

    面白かった。

    主に中学生向け?
    やさしい、わかりやすい文章、ポップで見やすいイラストの図解がふんだんに使われている。
    具体と抽象っていう概念、意識し始めたのはここ数年なんだけど、確かに若い頃からこういう考え方を身につけられていたら、作らなくて良かった敵も少なくて済んだような気がする。

    ふんわりとはわかっていたつもりだったけど、この具体と抽象の往復がなかなか実践となると難しい。
    ここまでしっかり言語化してもらえると、補助線を引いてもらえたように、実践へのハードルが下げられそうだ。

    それにしても、5章での内容…、
    これは某Podcastで論じられていた茶室と道場の話なのでは…。
    それこそ2章なんかは演繹法や帰納法の話にも繋がるなとか思ったり、
    知的好奇心を刺激するスリリングな本。
    あっという間に読み終えたけど、
    リマインドにも使えそうなので手元に持っておきたいな。

  • 絶対読め!!!!!!!!!!今すぐ読め!!!!!!!とりあえず読めよ!!!!!!!!!!!!!!!!

  • これは受験前に読みたかったな。

    ”考える”とはよく言われるが、それがよく分からなくて。”具体と抽象”を行き来すること。世界を広げること。

    コミュニケーションも具体と抽象で捉える。

  • めちゃくちゃ解りやすく説明してくれており、入門として最適、最強

  • 面白い
    具体と抽象の往復で人は思考する、なるほど確かに
    ふんわり分かったつもりになっていたことが改めて整理されていてすっきりした

    内容は分かりやすいが文章はやや癖がある感じ

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著者プロフィール

細谷功(ほそや・いさお):1964年生まれ。ビジネスコンサルタント、著述家。問題発見・解決や思考力に関する講演や研修を国内外で実施。『仕事に生かす地頭力』(ちくま文庫)、『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』(共に東洋経済新報社)、『具体と抽象』(dZERO)、『思考力の地図』(KADOKAWA)等著書多数。

「2023年 『やわらかい頭の作り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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