- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492047378
感想・レビュー・書評
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資格試験に長らく挑戦中のため、久しぶりにこういう本を読んだ。
ドラゴン桜は2をドラマで見たただけだが、ここに沢山漫画が抜粋されており、読んでみたいなと思った。
沢山参考になることはあったが、中でもメンタルブロックの話が面白かった。いつも、試験前になると「ダメかもしれない」等マイナスな発言を周りにしてしまう。それは自分ができなかった時の心を守っているだけで、力を発揮するためには使う言葉ではないということ。
私は常日頃から、「私がやってもダメなのかもな」と試験に対してすごくネガティブに思っている。大学受験や資格試験等で勝算があったものもあるが、そもそも挑戦しているものが難しいので、どこかで私には無理なのかなと思っている自分がいる。自分でやると決めたにも関わらず。
自分が試験に合格するために、言葉を変える。そして行動を変える。
そして、「すでに答えが出ている問題」は、その答えをパクり、「考える時間を削る」。
考える前に情報を集め、すでに答えにたどり着いている人を探す。
このことも意識してみようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【すべては考える】
「最高目標と最低目標の二つを設定する」
確かに最高目標だけではそれに到達できなかったときに、次はあきらめてやらなくなります。ゼロ、100状態になってしまいます。最低目標はやる気を保つことができます。
「努力は報われる」
正しい努力が報われるのは当たり前です。
しかし、本人は正しいと思って努力をして、結果的に実らなかったときその努力は間違っていたとなります。
ミュージシャンを目指して努力している人がいたとします。本人は正しいと思い努力しています。しかし、売れることはありませんでした。この場合、その努力は間違っていたとなります。
この「正しい努力」を見つけることがむずかしいのです。
特に、だれも行ったことのないことや芸術的なものはどの方向で努力をすればいいのかは不透明です。
少し試してみて、反応がよくないとすれば別の方法に切り替え、また少し試してみて少しずつ調整しながら進んでいくしかありません。
反応がないことをいつかは実るはずと努力することは時間の無駄となります。これは努力をしているようで、同じことを繰り返しているだけです。日々の成長がありません。努力するには日々進歩することが重要です。
そして、努力には「考える」ことが重要です。考えずにいると同じことを繰り返しているだけになり、努力しているようで正しい努力になっていません。
少しずつでも変化していけば、どこかで努力は報われます。 -
結果を出すための勉強法をまとめた本。最初にマトリクスを使って自己分析を行い、得意で好きな物、得意で嫌いなもの、苦手で好きな物なもの、苦手で嫌いなものの4つに分類。それぞれについて最適な勉強法を提案している。体系化された勉強法でありとても良いと思う。自分の子供にもぜひ読ませて実践してもらおうと思う。(勿論中年の自分も取り入れていくのは言うまでもない。)
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ドラゴン桜は読んだことはないが、漫画のシーンなどを用いて、勉強方法の解説がしてある。勉強を始める上で意識するべきことや、効率を上げるための方法が載っている。
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あれ?思ってたんとなんか違う...
と思いましたが、著者が「チームドラゴン桜」というところで察し。
ドラゴン桜シリーズの総集編みたいな本。
また資格勉強でも始めたら読もうと思ってそっ閉じしました。 -
新しく得られたことは無かった。
ドラゴン桜を読んだ方がいいと思う。 -
なぜか結果を出す人が勉強以前にやっていること
自分にマッチした勉強法を実践できていないことがあります。僕たちから見ると、多くの人は、自分のサイズに合っていない服を着ているかのように、不格好な勉強をしています。「自分に合った努力」ができていないのです。
逆に、さまざまなことで結果を出している人は、自分に合った勉強法を「オ—ダ—メイド」でつくっています。勉強を始める「以前」に、自分に合った勉強法を準備する。だから「自分に合った努力」が続けられて、 苦労せずとも結果が出るのです。
勉強「以前」に、 ある工夫をしていたからです。その工夫こそ、自分に合った勉強法、 努力の仕方を、 オ—ダ—メイドで つくるということにほかなりません。自分が先にあって、自分に合わせた勉強法をオ—ダ—メイドでつくっていくほうが、圧倒的に効果があるのです。
序章
最小の努力で最大の結果を出す人は、この主観と客観を合わせる調整をしています。本当に得意なのか? 本当に苦手なのか? それを正しく把握できるように、勉強を始める前に確認しているのです。
なたが勉強すべき内容を
好きX 得意
好きX 苦手
嫌いX 得意
嫌いX 苦手
の4つに分類してください。
マトリクスで自分の「好き・嫌い」「得意・苦手」を整理することで、「自分にとって、この分野を勉強するときに最適な勉強法は何か」を明確にすることができるわけです。
「好きX苦手」の勉強法
頑張らないでOK。
「目的・目標のブレイクダウン」で自分に合った「正しい努力の方向性」が見つかる
「嫌いX苦手」の勉強法
自分を変えなくてOK!
科学的な「ルーティンづくり」で「自動モード」で勉強が始められる
「嫌いX得意」の勉強法
「面倒くさがり」でOK
「タイパ最大化」の4つのステップで「最小の時間」で「最大の効果」をゲットする
「地頭」がよくなる習慣
机に向かわなくてOK!
「なぜ? 」をつなげる思考法で「生きているだけ」で頭がよくなる
努力を続ける習慣
「強い心」なんてなくてOK!
「マインドセット」の整え方で努力を「効率的」に「継続」できる
1章 好き×苦手の勉強法
努力の量ではなく、質を上げないと、 結果にはつながらないのです。結果を出せる人とそうでない人との最大の差は、「目的意識」にあります
まずは「目的を意識すること」です。「何をしなければならないのか」を考えることで、結果にコミットすることができるようになっていきます
大切なのは、現状を「分解」して考えることです。重要なのはしっかりと「分解して考える」ことです。まずは現状分析する前に、 構成要素を分解してみましょう。
目的と目標は、しばしば混同されます。「英文法の問題集を30ページ進める」「文章術の本を10冊読む」というのは、目標であって目的ではありませんよね。「英語の完/ 形をマスタ—する」いう目的のための1つのステツプが「問題集を30ページ進める」という目標だったわけです。
己を知り、現状を把握することは、「いまの自分の場所」を理解すること。
目的を知り、理想を把握することは、「これから行きたい場所」を理解すること。
目標を知り、方法論を構築することは、「この2 地点の中で最短の経路」を号えること。
この考え方に従えば、「正しい努力の仕方」を知ることができるのです。
「二重目標」とは、「最低目標」と「最高目標」の2つの目標を立てていく、という手法です。「点」で目標を設定するのではなく、その間の「線」で目標を設定することになります。
2章 嫌い×苦手の勉強法
・嫌いな勉強こそ「習慣化」する
・いまル— ティンがない場所・環境で新しいルーティンをつくる
・精神論で頑張ろうとせず、 継続する「しくみ」を工夫する
・「リマインダ—」「みんチャレ」「写真・アルバム」を使いこなす
・スケジュ— ルではなく「ノルマ」で計画する
・ノルマは「数字」で考える。「目的」は考えなくていい
・勉強を始めるハードルをできるだけ下げる
・キリの悪いところで終えたり、 丸つけをしないで終えたりすると、 次の日に始めやすい
3章 嫌い×得意の勉強法
・「嫌いX得意」の勉強は、時間をかけずに結果
を出せるように工夫する
・そのために、まずは「時間の使い方」がうまくなることが必要
・「面倒くさい」という感情は効率化につながる
・ゴールから「逆算」することで、ムダを徹底的
に排除した勉強ができる
・答えがある事柄を「考える」のは、時問のムダ
・「考える」前に情報を集め、すでに答えにたどり着いている人を探す
・人はアウトプットの瞬間に頭がよくなる
インプット対アウトプットの割合は「3 対7」が黄金比
4章 地頭がよくなる習慣
・与えられた情報を鵜呑みにせず、つねに疑って
みる
・日常生活でも「自ら問いをつくり、答えを探す」ことで頭がよくなっていく
・記憶は「大枠のイメ ージ」「個別の特徴」の関連づけで定着する
・「線でつなぐ」「テーマ別まとめノート」で関連を可視化する
・文章の「意図」がわかれば、「正しく、速く、大量に」読める
・意図は文章の「最初」と「最後」に現れる
・「自分の意見」というアウトプットが细識を定着
・意見をつくるには「客観性」「具体性」「解決策」の3つのツッコミが必要
5章 努力を続ける習慣
・効率的な努力を継続するために「使う言葉」を
変える
・ネガティブな発言を制限し、ポジティブな言葉
に触れる機会を増やす
・行動は人の心を変えていく
・「強者のフリ」を続けることで、自然と強くなっていける
・人は真剣に勝負することで成長する
・失敗、敗北にこそ成長のタネが埋まっている
たしかに、努力は報われます。しかしこの「努力」という言葉はすごくくせ者で、ガムシャラでなんの意味もない努力は、努力ではありません。「しっかりと目的を明確化した正しい方向性の努力は、報われる」ということなら、正しいと言えると思います。
逆に、正しくない努力をしていては、いつまでたっても努力は報われず、目的は達成できません。
その、「正しい方向性の努力」は、勉強をやっている最中にはわかりません。しっかりと準備をして、何をどう勉強するか、 どう勉強すれば結果が出るかを、 勉強の前にしっかりと考えなければ、途端に努力には意味がなくなってしまうわけです。
かならず、 努力は報われます。
自分に足りていないところや自分が到達したいと思っている地点をしっかりと把握して、合理的で効率的な努力をしていれば、それが報われないわけがないのです。 -
目標のための最短距離の勉強法。
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単元ごとに、参考になるおすすめ本が書かれているのがよかった。単元の内容がまとめられていてよかった。
1 自分にあった「正しい努力の方向性」
・「頑張る」は禁止、「何のために何をするか」だけにフォーカスする
・現状を分解すれば正しい「目的」が定まる
・分解するときには「出題範囲」や「時系列」が参考になる
・「目的」から「目標」をブレイクダウンする
・「正しい努力の仕方」は目的地と現在地が決まれば自ずとみつかる
・目標は高すぎてもいけない
・「二重目標」を立てると、質の高い努力を続けられる
2.「自動モード」で勉強が始められる
①・嫌いな勉強こそ「習慣化」
・今ルーティンがない場所、環境でルーティンをつくる
②・精神論で頑張ろうとせず、継続する「しくみ」を工夫する
・「リマインダー」「みんチャレ」「写真・アルバム」を使いこなす
③スケジュールではなく「ノルマ」で計画する
・ノルマは「数字」で考える。「目的」はなくていい
④・勉強を始めるハードルをできるだけ下げる
・キリの悪いところで終えたり、丸つけをしないで終えたりすると、次の日に始めやすい
3「最小の時間」で「最大の効果」をゲットする
①・「嫌い×得意」は時間をかけずに結果を出せるように
・時間の使い方をうまくなること
②・「面倒くらい」という感情は効率化につながる
ゴールから「逆算」することで、無駄を徹底的に排除した勉強ができる
③答えがある事柄を「考える」のは時間の無駄
・「考える」前に情報を集め、すでに答えにたどりついている人を探す
④・人はアウトプットの瞬間に頭がよくなる
・インプット:アウトプットの割合は「3:7」が黄金比
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・記憶は「大枠のイメージ」「個別の特徴」
・「線でつなぐ」「テーマ別まとめノート」
・意見をつくるには「客観性」「具体性」「解決策」の3つのツッコミが必要。
5 努力を「効率的」に「継続」できる
・「使う言葉」を変える
・ネガティブ発言を制限し、ポジティブに触れる機会を増やす
・行動は人の心を変えていく