図解 ひとめでわかる内部統制 第3版

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 128
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492093160

作品紹介・あらすじ

最新基準を反映!

新COSOフレームワークも解説。

粉飾、損失隠し、偽装表示、インサイダー取引、個人情報流出、資金流用などの企業不祥事を防ぐ仕組みがわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 期待した通り初心者向きの本だった。非常に丁寧で、文章を読まなくて文字だけでなんとなくは理解できる。
    最近、コーポレートファイナンスや情報開示について学んでいたが、内部統制と言うのはより下位のレベルの、例えば出荷管理や情報セキュリティの体制などといった、非常に実務的な管理体制のことだと理解できた。

  • 内部統制2冊目として購入。著者はトーマツの方。

    感想。見開き1ページで解説+図解の構成で、ゆっくりと理解を深めやすい。商取引毎の注意点とかもあり。

    備忘録。
    ・内部統制の「整備」と「運用」という概念。整備とはルール等が存在していること、運用とはそのルールが守られていること。

    ・発注管理業務は、仕入先との癒着等で不正が発生しやすいらしい。担当者のローテーションや、発注依頼者と発注作業者の分離とかが有効。

    ・個人情報保護法に関する義務は大切です。

    ・金商法のJ-SOXと会社法の内部統制の違い。J-SOXは財務報告の信頼性を対象にしているが、会社法は財務、業務、法令遵守、資産保全の4つが対象。

    ・財務報告な関する内部統制が有効である=開示すべき重要な不備がないこと。

    ・期末日後に実施した是正措置は、期末日における財務報告に遡って影響を及ぼすことはできない。但し、その内部統制報告書に付記事項として記載はできる。

    ・効果的な内部統制報告実務のための事例集を活用されたい。特に小規模組織は。と。

  • 【電子ブックへのリンク先】

    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00005304

    ※学外から利用する場合は、学認でログインしてください。キャンパスIDでログインできます。

  • 基本的な仕組みは理解できる

  • 可もなく不可もなといった内容

  • 分かりやすい。特に商品の取引内容のところの説明が詳しかった。もう少し企業の具体例があると良かった。

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著者プロフィール

仁木 一彦(ニキ カズヒコ)
有限責任監査法人トーマツ パートナー、公認会計士
有限責任監査法人トーマツ、エンタープライズ リスク サービス、パートナー。
トーマツ企業リスク研究所 主席研究員。
製造業、サービス業、運輸業、流通業、IT ビジネス、商社等の会計監査及び株式公開支援に従事。2000 年公認会計士登録。2003 年より現部署にてコンサルティング業務に従事。専門分野は、内部統制(J-SOX)、内部監査、不正対策、リスクマネジメント、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、CSR 等。
公認会計士、公認内部監査人、公認不正検査士。
著書に『図解 ひとめでわかるリスクマネジメント 第2 版』(東洋経済新報社)、『図解 一番はじめに読む内部監査の本 第2版』(共著、東洋経済新報社)、『日本版SOX 法実施基準対応 内部統制実践ガイド 改訂新版』(共著、ダイヤモンド社)などほか多数。

「2014年 『図解 ひとめでわかる内部統制 第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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