うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492261057

感想・レビュー・書評

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  • ・書かれていることは全て当たり前のことだった。アマゾンレビューは当てにならなかった。斜め読みでいい。

  •  出世するか転職して今より稼げるところに行くことが大事。という話。前半は日本の雇用形態について、中盤から後半が出世するにはこんなふうに、転職するならこんなふうに、といったまとめ。ブックパスにて。

  • 前半はものすごくわかりやすい解説。
    社外の知人友人を増やし社内の孤独に耐えられる環境を作る。社外の友人に大した話でなくてよいので連絡を取る。実名SNSを一日一度のぞく。新しいことを考えたり悩んでいるとき相談を投げかけてみる。答えてくれた人を大切にする。感情的にも社内の孤独に耐えやすくする。魅力的な人物になる。
    雑談。運送だったら、この荷物は大体何日くらいこの倉庫にあるのか。どういう風に区分けして配送されるのか。その担当は自社か業者か。配送先はだいたいどのエリアか。他にはどこからここに持ってこられるのか。倉庫は常にいっぱいなのか。倉庫面積が足りないときはどうしているのか。倉庫が余っているときはどうしているのか。最後は、○○さんの仕事で大変なことってどんなことですか。うちがなにかお手伝いできればいいんですけれどね。メモ取り、図化。流れとタイミング(時間帯)。営業につなぐ。
    上の意見に賛成し理由を考える。わからなければ経営層に聞けばよい。
    仕事の原価率を覚える。
    作業を依頼されたときに依頼者に質問する。自分の仕事の都合ではなく相手の依頼内容を確認し、優先度や必要時間を目の前で考えてもらう。今やっている仕事が終わるのが○○時くらいです。お急ぎならば優先することも考えられます。どのくらい時間がかかりますか。
    最適品質での正確さ。作業を分解する。単純作業から始めて単純作業を一気にやってしまう。ここで確認。(数値の収集とグラフ化)論理作業を次に(傾向分析と科大の抽出、取りまとめ)、確認。抽象作業としてページの体裁整理、社内なら省く。
    営業は確率。なるべく多くのお客様になるべく高い頻度で接触する。
    専門職は取り換え可能で転職市場で水準が既にある。人工ビジネスだから。売上できまる。コミュニケーション能力を伸ばす。旬になっている市場を探してその関連の事業に転職する。
    転職面接。身だしなみや言葉遣い。社会人としてのマナー。経験。職務経歴書。職種別の経験年数等。能力を社内の評価基準に合わせて要約。BEI。行動実績。一番成功したと思える体験談。その成功経験であなたが果たした役割を具体的に教えてください。何をしたかを答える。何を考えたかではない。
    人事評価についてはメモをとること。新しい評価制度だと私の行動はどう評価されるのでしょう。うちの部署だと誰が高い評価になるのでしょう。新しい評価制度で他の部署でやる気を高めた人は誰でしょう。制度をきちんと使わせる。適当な評価をさせない。恐怖心を支配欲にさせないこと。研修はうけられるだけ受ける。自己負担があっても取る。セミナーで名刺交換する。メールする。転職面接の質問。実際、座学の研修は役に立つのでしょうか。noなら自分で成長の努力する。非上場企業では取締役と執行役員の数が規模の割に大きいところがよい。

  • 20150612配置転換 ストーリー

  • アカデミーヒルズで読んだ本でおすすめされていたので読んでみた。

    内の会社は相当ホワイトな会社なので、あまり共感できる点はなかったけど、会社には評価のルールがあって、それを知ってうまく使うこと、評価する人の感情を把握することは大事。

    あんまり上の人の評価ばかりを気にするのは良くないけど、こういった視点も必要かな。

  • 単なるハウツーというか自己啓発というか、という内容で、タイトルから受けるイメージで読むとだまされたという気分になるだろう。

  • 本というより説明書。
    まずなんで今の日本の雇用形態がこうなっているのか、から始まり、職種別の詳しい説明が記されている。
    とても為になった。

  • 著者である知り合いのコンサルタントからいただいた本。
    この手の本は今まであまり読んだことはなかったが、非常に興味深く、また読みやすかった。
    さすがと思ったのはあらゆる業種、業界について給与(会社から見れば人件費)が規定される構造を把握し、さらに企業のタイプごとに給与を増やすための行動を具体的に示しているところ。
    筆者の人事コンサルタントとしての経験の広さ、深さがうかがえる。
    また、読者である「君」に向けて語り続けている点もポイント。
    本に限らずマーケティングにおいて誰をターゲットとするのかを明確にするのは極めて重要である。
    この本の場合はタイトルがそのものズバリであるが、ただ実際の読者はそうじゃない人が多いかも(そのへんは著者も承知の上?)。
    「ブラック企業」の定義も一般的に言われているものとはやや異なり、視点としてよく整理されていると思う。
    趣旨としては自分が所属している会社、組織、立場において何が評価されるのかを理解し、それを実践するという、まとめてしまえば至極当然のことであるが、(意識しているかどうかにかかわらず)それが何なのかに気づき、実際に行動に移すことができる人がどれだけいるかということなのだろう。
    少し見方を変えると、給与が上がらない、評価されないと不満をもつ部下、社員に対してどのように説明、アドバイスするかを考える参考にもなりそうだ。

  • タイトルはこんなですが、組織の中でどのようにして給料を上げるか書かれている本。

    なんとなく読んだんですけど、なんとなく読み終わりました。

    書いてあることがわかるのですが、それ以上でもそれ以下でもない。

    自分は現在の年収に満足しているわけでもないけれど、困るわけでもない。

    幸せだと思うのですが、何かちがうような気もします。

    そんなもやっとした感想になりました。

    (以上、ブログ全文です。)

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著者プロフィール

セレクションアンドバリエーション代表取締役
1969年生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。アクセンチュア株式会社、アーサーアンダーセン、日本総合研究所を経て独立。企業の人事マネジメント、組織体制の改革を手がける。     

「2020年 『給与クライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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