子ども格差の経済学

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492314999

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  • 塾や習い事への参加を切り口としながら、親の年収格差に基づく子供の格差について論じている。筆者の主張は、①中学校までは公立校に入学し、勉学面だけでなく、コミュニケーション能力や、さまざまな環境の人々がいることを知ることに意義がある。②いわゆる落ちこぼれが出ないように少人数性による勉強機会を国の補助金等により実施するといった勉強機会の均一化である。

  • これまで目を通した記事や論文を寄せ集めてわかりやすく、まとめ解説した本。新しい知見はないが、子を持つ親にとっては、情報を整理する上で一読するとよいかもしれない。

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著者プロフィール

京都女子大学客員教授,京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。
小樽商科大学,大阪大学大学院を経て,ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授,同志社大学教授を歴任。元日本経済学会会長。
専門は経済学,特に労働経済学。フランス,アメリカ,イギリス,ドイツで研究職・教育職に従事するとともに,日本銀行,経済産業省などで客員研究員を経験。
和文,英文,仏文の著書・論文が多数ある。
〔主要近著〕
『日本の構造:50の統計データで読む国のかたち』(講談社,2021年)
『教育格差の経済学:何が子どもの将来を決めるのか』(NHK出版,2020年)
『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店,2019年)
『日本の経済学史』(法律文化社,2019年)
『21世紀日本の格差』(岩波書店,2016年)
『フランス産エリートはなぜ凄いのか』(中央公論新社,2015年)

「2021年 『フランス経済学史教養講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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