愚直に積め!: キャピタリストが語る経営の王道・99

著者 :
  • 東洋経済新報社
3.69
  • (10)
  • (2)
  • (10)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492501795

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1週間100時間働いたら誰だって成功する!
    愚直に積むのみ。

  • 本書のターゲットは、以下のステージにある企業の経営者・幹部候補の人たち向け
     ・スタートアップ期は終え、成長期に入りかけている企業
     ・現在は年商3~5億だが、次は年商20~30億ぐらいまで数年で一気に駆け抜けたい

    テーマとしては、以下の3つが重いなと感じました。
    1)成長期に突入する経営者の使命
    スタートアップ期と成長期では経営者のやることは結構変わる。何が変わるのかを指摘。
    2)PDCAサイクル導入
     成長している会社はPDCAサイクルが有効に機能しているが、PDCAサイクルが有効に導入できず成長しない会社があることを指摘。なぜPDCAサイクルが必要で、どうすればうまく導入できるのか。
    3)成長戦略の選択
     拡大戦略をとるのか、それとも、拡大は追いかけずさらなる品質の向上を追い求めるのか。成長期に突入する際には、どちらの方向性で走るのかをしっかり決めることが重要。決断せず、スタートアップ期と同じやり方で拡大を目指すと成長が止まる。

    どうやれば年商3~5億になるのかについては、本書からは特に得るものはない。3~5億から次のステップで何が問題になるのかは、かなり深い洞察がなされている。しかし、どうすれば20~30億にいくのかについては、いくつか触れられているものの、そこまで具体的に深く切り込まれてはいない。

    私が冒頭で指摘した本書のターゲットの人たち向けには、非常に役に立つ。私の場合は、本書を最も必要としていたタイミングは5年ぐらい前だったなあと感じた。

  • 2012年4月19日 日記
    今日も事業本部長が異動引継ぎで実務はほとんど僕がこなしていました。5月の連休はサービス業なので1年で最も忙しく、それはまさに狂気の時間ともいえます。
    上司の異動によるロスを埋めるためにも、所謂「中継ぎ」としての僕は、とにかく5月は休めない状況になるのです。

    そんなときに振り返ったのがこの本です。

    起業における99のポイントが書いてある金言というかマネジメントの教科書でしょうか。

    今の僕にとっては、とくに「週100時間以上働くことを楽しむ」の項がまさに「実感!」といえますか。

    経験やリスクへの対応は、能力面で一緒なら、当然カバー策は「時間」なのです。

    とかく「スマート」な対応がかっこいいと思われがちですが、十分な時間をかけた十分な対応に勝るものはないのかもしれません。

    まさに愚直に積むことが大切なんです。

    「その程度じゃ死なないから。やってみな」なんです。

  • 今でもたまに読み返す、起業家の心得集。

  • はい。

  • 2008/7/13読了。

    迷わず5つ星です。

    事業計画を立て目標設定をする目的は、目標達成を目指してアクションを起こすことである。
    目標を設定することで、今何をすべきかが明確になり、タスクの優先順位づけが容易になる。
    目標が設定されないと、旧来の行動習慣は変わらず、“緊急ではないが重要”という仕事は放置される。
    事業計画(目標設定)は、予想ではなく、達成への意志の表明である。
    従って、目標が達成されたことで良しとするのではなく、意志を伴った行動がなされることで良しとすべきなのである。

    未来から学ぶには行動を起こすしかない。
    勉強好きな人は、未来から学ぼうとしない。経験を積まずに知識だけを増やそうとする。だから最初の一歩が踏み出せず、講釈をたれる。

    会議は成長のエンジンである。
    会議は、何を誰がいつまでにするか、を決めるものである。
    会議が終わった時に決まったことを確認し、次回の会議で進捗状況を確認する。
    当たり前のことを当たり前にやることで、企業は成長していく。

    etc...

    とにかく、自らアクションプランを立てて行動にコミットし、実行を積み重ねることをやります。

  • 全てのビジネスマンに読んでもらいたい本です。経営者は必読です。

全8件中 1 - 8件を表示

辻俊彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×