ドケチ道 ―会社を元気にする「生きたお金」の使い方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492521892

作品紹介・あらすじ

どこをケチり、何に金をかけるか。「ドケチ」「反ドケチ」のバランスが人を育てる。

感想・レビュー・書評

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  • やってることは選択と集中

  • 本の内容に関してはテレビで取り上げられてたようなものばかりだけど好きな内容。 こういう考え方の経営者ってほとんどいないんだろうけど、亡くなってからも10年20年と維持し続けることができるのか気になりますね。

  • 良い発想の転換になりました。一方では徹底的にドケチで、一方ではとても豪快で、気持ちのいいお金の使い方をしている人だと思いました。全てを無駄の一言で片付けてしまわない所がいいと思いました。

  • 電気代やコピー代はケチる。
    人件費や有給はケチらない、

  •  
    ── 山田 昭男《ドケチ道 ~ 会社を元気にする「生きたお金」の使い方
    20109928 東洋経済新報社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4492521895
     
     山田 昭男 未来工業創業 19311007 上海 岐阜 20140730 82 /演出
    http://www.mirai.co.jp/index.html
     
    【経営】会議で裏が白い紙を使うとクビに? 本社にコピー機は1台だけ
    ・・・日本一社員が幸せな企業のドケチ哲学(20151129)
    http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1448766667/
     
    http://toyokeizai.net/articles/-/93252
    「社員が日本一幸せ」ともいわれる未来工業(岐阜県にある電気・設備
    資材メーカー)。
    同社は「残業なしの毎日5時退社」で有名だが、年間休日数が140日&
    有休最長40日と「休みの多さも日本一」と言われる。
     しかも驚くほどの高年収で、5年に1度の海外への豪華社員旅行もある
    など、「楽園企業」と呼ばれている。
    同社創業者の山田昭男氏は昨夏、惜しまれながら他界したが、遺作と
    なった『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』
    はいまも注目を集めている。
     実は、「楽園企業」をつくり上げた山田氏は、「日本一のドケチ社長」
    としてもメディアに多数出演する有名人だった。
     本社玄関は真っ暗が基本で、社員約330名が働く本社にコピー機は1台
    しかない。
     警備員室はあるが警備員ゼロで毎月30万円節約と、コントみたいなケ
    チケチぶりだ。
     山田氏を長年取材してきたルポライターが、同社のうらやましい就業
    環境とは裏腹な「笑えるほどのドケチっぷり」に迫る。
     
     未来工業にはコピー機が1台しかないうえに、ムダなコピーを防ぐた
    めの「お約束事」がたくさんある。選りすぐりの「ベスト3」は、以下
    のとおりだ。
     
     そこまでやるか!「無用コピー対策」ベスト3
     第3位?「同じ原稿を50枚以上コピーする場合は、輪転機でお願いしま
    す」と書いた紙が、コピー機の後ろに貼ってある
    輪転機とは昭和時代の印刷機。未来工業の輪転機は、印刷する原紙を自
    分で手書きし、それにインクをしみ込ませて紙に印刷するものだ。
     
     当然、簡単には使えないから、誰も50枚以上のコピーはしないという。
    上記の貼り紙と輪転機が、ムダなコピーを防ぐ無言の「圧力」なのだ。
     
     第2位?コピー機をいじくり回して10枚コピーしたら自動的に止まる
    ようにした
     これは昔の実話だ。10枚コピーして機械が止まると、社員は総務課へ
    行ってコイン1枚もらい、機械に入れないと、続けてコピーができなかっ
    た。
     
     それが面倒くさい人は、コピーをそこで止めてしまう。それに、コイ
    ンをもらいにいくと、総務課から
    「あなた、いったい何枚コピーをするつもりなんですか?」という痛々
    しい視線を浴びることになる。その両方が山田氏の狙いだったという。
     
     第1位?会議書類の裏が真っ白だと、社長が「おまえ、会社をつぶす気
    か?」と叱る
     未来工業では、社外に郵送する紙以外は「使用済みコピー紙の裏に印
    刷する」のがお約束のルール。
     
     あるとき、会議書類の裏が真っ白だったことに気づいた山田氏は「お
    まえは、この会社をつぶす気か??
     今度、この普通の紙を会議書類にしたら、クビにするぞ!」と叱った
    という(もちろん「クビにするぞ!」
    は言葉のうえだけの話で、実際にクビにするわけでない)。
     こうして見てくると、山田氏がムダなコピーを防ぐために、自ら創意
    工夫を重ねてきたことがわかる。しかし、上場企業の創業者が、コピー
    機1台にそこまで執念を燃やす理由は何なのか?
     
     関連;好業績なのに、廊下は真っ暗 岐阜発楽園企業のドケチ経営
    http://toyokeizai.net/articles/-/90312
     
    (20151129)
     

  • 資料ID:92131319
    請求記号:335.13||Y

  • 誠に痛快。

  • ケチを貫く=コスト意識を持って、よく考えること。普通と一緒じゃつまらないと常に考えて、実践すること。面白くためになった。コスト意識が変わりそうだ。

  • ☆大切なこと

    常識や慣例の捕らわれず『常に自分で考えること』

  • 最初はケチ過ぎて本末転倒では?と思わされたが、使うところでは使う。読み続けていくうちに筆者の人柄が見えてきておもしろさが段々と増した。
    ポイント ⇨ 人と同じ事はやるな!

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著者プロフィール

山田 昭男(ヤマダ アキオ)
未来工業株式会社 創業者
未来工業株式会社 創業者。
1931年、上海生まれ。旧制大垣中学卒業後、家業の山田電線製造所に入社。家業の傍ら、演劇に熱中し、劇団「未来座」を主宰。1965年、劇団仲間と未来工業株式会社を設立。代表取締役社長に就任。1991年、名古屋証券取引所第二部に上場。2000年、取締役相談役に就任。岐阜県中小企業家同友会代表理事、同会長、岐阜県電機工業会会長などを歴任。
1989年に黄綬褒章受章、1999年に大垣市功労章受章、2001年に勲五等双光旭日章受章。2014年、逝去。
著書に『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』『毎日4時45分に帰る人がやっている つまらない「常識」59の捨て方』『ドケチ道 会社を元気にする「生きたお金」の使い方』(以上、東洋経済新報社)、『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”』(ぱる出版)、『日本でいちばん社員のやる気がある会社』(中経の文庫)など多数のベストセラーがある。

「2015年 『山田昭男の仕事も人生も面白くなる働き方バイブル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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