ビジネスリーダーへの キャリアを考える技術・つくる技術

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492531136

作品紹介・あらすじ

キャリア構築における典型的な落とし穴を指摘しつつ、本当になすべきこと、そしてその手法をわかりやすく解説。次世代を担うビジネス・リーダー候補に贈るキャリア構築のステップ・バイ・ステップ・ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • グロービスのキャリアセミナーに参加して、手に取った1冊。
    セミナーでの学びとリンクして、
    とてもわかりやすく読み進めることができました。

    現状を認識して、目標を定め、
    その間を埋めていく。
    聞いてしまえば、当たり前のことなんですが、
    その当たり前の作業を豊富な具体例を元に
    わかりやすく説明してくれています。

    途中、今現在の自分の立ち位置を知るための
    「実力チェックシート」は、キャリアチェンジを考える人だけでなく、
    一生その会社で勤め上げるつもりの人にとっても、
    客観的に自分を見直せるものだと思います。
    自分自身、今の現状に満足しないためにも、
    事あるごとに棚卸しをしていきたいと思っています。

  • 20年前にこの本を読んだ時、マネジメントの断層と言う言葉が斬新でずっと心に引っかかっていた。
    担当者からマネージャー、そして経営者になるにはそれぞれの断層があり、知識や経験の両方をフル回転しなければクリアできない。
    その事実を知っている人だけが梯子の無い階段を登れる。

  • 私のコーチングのリーダーが著者の一人。自らの昇進試験、自己推薦書を書くときに参考にした。キャリアタイプというフレームワークは当時の自分には斬新だった。

  • ■強いリーダーを産むために。
    ※現状 「敷かれたレールを全力で走る」「無茶(ビジョンの一要素)を打ち出せない」
    ●既存のルールで納得できないこと「ワガママ」を合理的に通す方法を考える。
    ●魅力的な無茶が隠れている非常識や挑戦を楽しむ。

    ■コミュニケーションに必要な3要素
    ●内容が正しい
    ●わかりやすい
    ●相手の立場で納得できる(得する、やらねばまずい)

    ■組織というマシンを動かす力
    ●経営の科学(とりわけ人と組織)の理解
    ●全体を見渡す広い視野 と 状況の本質を見抜く観察力
    ●アクション・プランを考える思考力

    ■「あの人なら何とかできる」壁をぶち破る力
    ●絶対に何とかするという情熱
    ●自分で解決するスーパープレイヤー or ネットワークでできる人間を連れてくる
    ●損得計算の能力

    ■ネットワーク
    ●背伸びするネットワーク
    ●自分が提供するネットワーク
    ●バラエティを豊かにするネットワーク
    ●結果を出すためのネットワーク

    ■ビジネスリーダーのマインドセット
    ●高い基準を持つ(目標、客観性、挑戦意欲、倫理観、ワガママなビジョン)
    ●自立(組織に委ねない、いちいち理由がある)
    ●一人称
    ●前向き(挑戦を楽しむ、やりたいことがある、批判を聴きに行く耳を傾ける)
    ●相手を理解しようとする(人を長期的に深く観ながら理解しようとする懐の深さ)

    ■論理思考力を高めるメリット
    ●スピード(思考スピードをあげれば、理解スピード、言いたいことを伝えるスピードがあがる)
    ●正しさ(もれなく押さえ、本質を掴み、正しい答えに行き着く可能性をあげる)
    ●パワー(納得性、独創性)

    ■論理思考を高めるには。
    ●目的、前提を明確にする
    ●フレームワークを使う
    ●疑問を持つ why? So what? True?

    ■能力向上の勉強
    ●座学は基礎を学ぶ
    ●目先のコストに惑わされない 能力が身に付くこと優先
    ●真剣勝負で場数を踏む

    ■狙った舞台を獲得する
    ●やりたい仕事の中から、求められている仕事をさがす
    ●新しい仕事を覚え、実行し、うまく行ったらマニュアル化し、他人に渡し、自分は次の仕事を探す

  • これまで時々自分のキャリアを見直す時に、頭の整理としてお世話になった本。
    でも、もう自分には必要ないかな。
    これからは正に「自分で創る」段階になるのだと思う。
    自分にしかない道を自分で歩いて行こう。

  • 初版は2001年と15年も前の本になりますが、現在でも充分通用する内容かと思います。
    社会人のキャリアという、わりと普遍的なテーマだからでしょうか。

    次の舞台を獲得しようと活動している人が忘れているポイントとして、「これは営業である」ということがある、と書かれています。
    社内で次のポジションを漫然と待ったまま思い描いてたここ最近の自分には、身にしみたコメントでした。

  • 2001年発行と古い本だが、内容は自分を客観視したうえでのキャリア戦略をすすめるという普遍的なテーマであり今でも十分に役立つと思う。

  • 「次にどこの部署に異動すればよいか迷っている」
    「自分のキャリアプランをどう考えれば良いのだろう?」
    「今の仕事に満足していない、転職を考えている」
    「リクルーター活動を通じて、学生をどうやって導けば
     よいかしら?」

    そんな悩みをもっている方にはお勧めです。本のなかに
    チェックシートもありますので、自分のキャリアを見つめ
    直し、進むべき方向を模索するキッカケになると思います。

    蛇足ですが、この本の中に、大手通信会社のIR部門に勤める
    徳力さん、という登場人物が出てきますが、私の大学時代
    に同じゼミに所属していた実在の人物です。今は、ブログ
    業界の超有名人になりました。

  • わたしのように人間が適当にできている類の人が多少なりとも自覚的にやっていこうと思ったときに読むには割といい本かも。

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