元FBI捜査官が教える「情報を引き出す」方法

  • 東洋経済新報社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492534489

作品紹介・あらすじ

スパイや容疑者が思わず秘密を漏らした
実証済みの極秘心理テクニック
豊富な会話例で交渉力を劇的に高める!

自分の情報を相手に渡さないための「防御法」も伝授!
相手の性格タイプ別のアプローチも解説

ビジネスの現場でもプライベートでも活用できる
日本人が知らない究極のメソッド

「ネットで見たんですが……」の驚くべき威力
「間違った情報を訂正したい」欲求を利用する
子どものウソも見抜ける「第三者話法」
「無知なふり」と「推測を述べる」テクニックを併用
中国政府が数百人の科学者から機密情報を得た「格上げ」術

特別付録「引き出し法のチェックリスト」

感想・レビュー・書評

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  • YouTube大学をきっかけに読みました。
    具体的な手法が書かれていて、実践するのが楽しみです。
    実際の対話も多く書かれていて、イメージしやすくて読みやすかったです。

    【印象的なセリフ】
    人間に一つの舌と二つの耳があるのは、喋るより他人の話を2倍聞くためである。byエピクテトス
    単刀直入に聞くな(質問をしないのが最善策)
    推測を述べる
    第三者話法
    格上げ
    返報性の法則
    訂正させる
    考え事は話すスピードの4倍速い。

  • ■書名

    書名:元FBI捜査官が教える「情報を引き出す」方法
    著者:ジャック・シェーファー (著), マーヴィン・カーリンズ (著), 栗木 さつき (翻訳)

    ■感想

    タイトルの通り、情報を引き出す方法が記載されています。
    要約すると、以下のコツで情報が引き出せるというものです。
    ・推測を述べる
    ・範囲を限定する
    ・好奇心を刺激する
    ・共感を言葉にする
    ・相手の地位を上げる
    ・無知なふりをする

    まあ、上記コツの前に、以下の前提が必要だと思うけど。
    ・圧倒的な力関係がある
    ・お互いに信頼関係がある
    ・そもそもコミュニケーションが成り立つ人格を持っている
    ・相手の性格を理解する能力がこちらにある。

    なんというか、こういうの読むと、テクニックさえあれば自分の都合いい
    情報を引き出せると勘違いする人がたくさんいそうだけど、大体、そんな
    態度は相手に伝わるし、相手から信用されないですからね。
    世の中の営業の80%ぐらいは、そんな感じじゃない。
    あの営業独特のうさん臭さってある意味、同業同士だと気が付かない
    のかな?相当に酷いと思うけど。

    とまあ、こういうコツもいいのだけど、前段階の基盤があってこそという
    のを忘れない方がいいと思う。

    逆を言えば、演技さえ上手ければこのコツで色々出来るという事です。

  • 実際に役立ちそうな内容だったと思う。

  • 読了に時間がかかりましたが読めてよかったです。好意シグナルは仕事やプライベートでも利用したいです。他の方法は何度か意識的に行わないと難しいですが、徐々にできるようになれればいいなと思います。

  • 人間は何気ない会話の中でさえ重要な情報を漏らしやすいことに驚いた。だからこそ引き出し法は使うものにとっては最強のテクニックになるが、これは知る人ぞ知るずる賢いテクニックだと思う。
    作中では様々な会話例が出されていたが、日常会話でもそう簡単に情報を漏らすだろうかと思う。
    アメリカ人が書いた本であり実例も日本とは違うのだろうが、実際効果があるかどうかは自分自身が実践して試してみたいと思う。

  • 企業の機密情報に入り込むハッカーの手法が巧みすぎて、怖かった…
    自分が引き出すことより、引き出されないように気をつけようと思った。

  • 相手に気づかれることなく、また相手を気持ちいい気分で情報を引き出す方法をまとめた本。しかも質問をせずに聞き出すのでとても参考になる。
    ざっとまとめると以下。
    1.推測を述べる
    2.ストーリーを語る
    3.第3者話法
    4.範囲を限定する
    5.無知なふりをする
    6.好奇心を刺激する
    7.格上げする,いい気分にさせる
    8.共感を言葉で表現する
    9.ネットやニュースなどで知った話を引き合いに出す
    10.認知的不協和
    11.お返しをしたいと思う返報性を利用する
    12.疑念を示す
    13.信じられないというフリをする
    14.言葉のエコー
    15.言いかけてやめる
    16.特徴を間違えて説明する

    後は実践あるのみ。まずは身近な人でトライしてみて経験値を上げて、活用していきたいと思う。


  • 2022年6月号

  • 何気ない事でも、すぐに試したくなる。そう思わせてくれる本だ

  • 図書館から借りて読みました。
    とても読みやすい内容です。
    仕事や日常にも使えそうですが、やはり練習が必要。実話を交えて説明しているので、おもしろいです。

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著者プロフィール

ジャック・シェーファー
元FBI特別捜査官、ウェスタン・イリノイ大学准教授
元FBI特別捜査官。心理学者。ウェスタン・イリノイ大学准教授。
FBIで行動分析官を務めた。コンサルティング会社のオーナーとして、国内外でコンサルティング業を展開し、講演なども行っている。


「2022年 『元FBI捜査官が教える「情報を引き出す」方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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