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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492557518

作品紹介・あらすじ

「善いことを行いながらも、企業として業績を伸ばすにはどうするか?」・・・・・企業の中で企業の社会的責任に直接・間接に携わる人たち(コミュニティ・リレーションズ部門、CSR部門、広報部門、環境保全部門、マーケティング部門、製造部門等)や、広告会社やPR会社にいて彼らにアドバイスをしなければならない人は、この「業績か、社会的によい仕事か」というジレンマに日々直面している。
 また、すでにこの経済的な利益と社会的利益を同時に生み出すという絶妙なバランスを必要とするプログラムに実際に着手している人も、どのような社会的課題を選ぶか、どのパートナーと組むか、社内でそのアイデアをどう売り込み、どのようにして現実的に成果を出し続けていくかについて、頭を悩ませているかもしれない。
 NPOや公的セクターにいて、社会的使命の実現のために働いている人々も、企業支援やパートナーの模索に日々悪戦苦闘しているだろう。そもそも企業がどんなニーズやウォンツを持っているかを知らなければ、どんな企業にアプローチすべきか、どんなアプローチが有効なのかはわからない。
 本書は、こういった悩みに日々直面している人々すべてに対して、わかりやすい考え方の基礎を示すとともに、明日からでもすぐ使える実践的なアドバイスと膨大なる実例という有用なヒントを提示するハンドブックである。
 本書を読むことで、「善いことをして良い業績を残すこと」は、単なるキャッチフレーズではなく、実際に達成可能だということがわかる。本書のヒントや失敗の分析を参考にすれば、今すぐにでも自分たちの企業にあった社会的な課題を選ぶことができ、最高のパートナーを探すことができ、最高の結果をもたらす最も効果的な取組みができるようになる・・・利益と社会的なよい仕事を同時に達成する、究極のwin-win関係を築けるようになる。
 本書は、よい仕事をしようとするすべての人のための「バイブル」なのである!

感想・レビュー・書評

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  • 企業は、企業としてのミッションとは別に、社会課題の解決にも適切に取り組むことで、企業としての価値を高められる可能性があるので、過去の事例から、そのために必要な要素をまとめてみました、という本です。

    が、なぜかとっても読みにくく、中身がなかなか頭に入ってきませんでした。
    誤植も多いですし…。
    原本の内容に共感した人たちが集まって翻訳等を進めたようなのですが、みなさん本づくりに慣れておらず、そこが裏目に出た印象を受けました。

    この本の内容をまとめたサイトがあれば、それを読めば十分かと。

  • CSR活動と企業価値向上の成功例が多数示されてる。B to Cの企業には非常に参考になるのではないかと思う反面、例示の羅列で大したことが書いてないなとも感じた。B to B企業もCSR活動を通じて、企業イメージを向上すれば競合に対してアドバンテージを持てる要素はあるのかなとは思うが、他のアクションに注力した方が効率的とも思う。その辺りの記述は少なかった。

  • ・企業の取組みが支援しているコーズ―地域の人々の健康、安全、教育、雇用、環境、地域社会の経済発展、その他の基本的人間のニーズや欲求(飢餓、ホームレス、動物愛護、選挙権の平等性、差別禁止)
    ・企業の支援の形態―寄付金、助成金、宣伝スポンサー、ノウハウ、現物供与、広告宣伝のサポート、従業員によるボランティア活動、流通経路へのアクセス
    ・企業の社会的取組みへの参画がどのような業績指標に影響するか―売上および市場シェアの増加、ブランド地位の強化、企業のイメージや影響力の向上、従業員にとっての魅力や意欲の向上(定職率の確保)、営業コストの削減、投資家や財務分析アナリストに対するアピール力の向上

  • 割とCSRの考え方に特化しており、そんなこと考えるような立場の人って少数だろうから、よく本出したなーっていう…ね。

    ブランディングするなら、また読み直してもいいかも。

  • こちらはコトラーの自伝的な1冊であり、マーケティングに関しての内容を期待していたので、そこからは残念ながら外れていましたね。

  • 【選書者コメント】「よい仕事」したい!
    [請求記号]6750:946

  • ■書名

    書名:グッドワークス!
    著者:フィリップ コトラー、ナンシー・R. リー、デビッド ヘッセキエル

    ■概要

    「善いことを行いながらも、企業として業績を伸ばすにはどうする
    か?」・・・・・企業の中で企業の社会的責任に直接・間接に携わる
    人たち(コミュニティ・リレーションズ部門、CSR部門、広報部門、
    環境保全部門、マーケティング部門、製造部門等)や、広告会社やPR
    会社にいて彼らにアドバイスをしなければならない人は、この「業
    績か、社会的によい仕事か」というジレンマに日々直面している。
    また、すでにこの経済的な利益と社会的利益を同時に生み出すとい
    う絶妙なバランスを必要とするプログラムに実際に着手している人
    も、どのような社会的課題を選ぶか、どのパートナーと組むか、社
    内でそのアイデアをどう売り込み、どのようにして現実的に成果を
    出し続けていくかについて、頭を悩ませているかもしれない。
    NPOや公的セクターにいて、社会的使命の実現のために働いている
    人々も、企業支援やパートナーの模索に日々悪戦苦闘しているだろ
    う。そもそも企業がどんなニーズやウォンツを持っているかを知ら
    なければ、どんな企業にアプローチすべきか、どんなアプローチが
    有効なのかはわからない。
    本書は、こういった悩みに日々直面している人々すべてに対して、
    わかりやすい考え方の基礎を示すとともに、明日からでもすぐ使え
    る実践的なアドバイスと膨大なる実例という有用なヒントを提示す
    るハンドブックである。
    本書を読むことで、「善いことをして良い業績を残すこと」は、単
    なるキャッチフレーズではなく、実際に達成可能だということがわ
    かる。本書のヒントや失敗の分析を参考にすれば、今すぐにでも自
    分たちの企業にあった社会的な課題を選ぶことができ、最高のパー
    トナーを探すことができ、最高の結果をもたらす最も効果的な取組
    みができるようになる・・・利益と社会的なよい仕事を同時に達成
    する、究極のwin-win関係を築けるようになる。
    本書は、よい仕事をしようとするすべての人のための「バイブル」
    なのである!
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・寄贈するという行為により、我々の靴は単なる製品ではなく、
     それ以上の付加価値を持ったものになった。

  • 東2法経図・開架 KW/2014//K

  • Cause marketing. Cause related marketing
    特定の商品を購入することが環境保護などの社会貢献に結びつくと訴える販促キャンペーン

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著者プロフィール

2022年11月現在
米国・ノースウェスタン大学経営大学院(ケロッグスク-ル)S.C. Johnson & Sons 特別栄誉教授

「2022年 『「公共の利益」のための思想と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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