- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492732489
感想・レビュー・書評
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「節税大家」って、響きに対して、微妙なイメージが残ります。所得税、住民税、子供の保育料などの減額が沢山あると知れば、尚更、驚きます。
やはり、税金に関する知識の有無は、大きな違いを生み出しますね。
ただ、今の時代、サラリーマンが安定の土台になるという発想に多少の無理を感じます。もはや、気楽な稼業ではないので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
逗子図書館にアリ
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不動産投資について、初めて読んだ本
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図書館
ためになる -
この手の題名の本は結構たくさんありますねぇ。
わかってても、読んでしまうんだなぁ。
この本の筆者は、とっても真面目なんだろうなと、読みながら思いました。
書いてある内容は、さして新しいこともなく、オーソドックスなことでした。
また、「なんか、おいしいところは、かくして書いてないでしょ」と、もしくは「それほど語ることはないのか」と思うような感じを受け、ちょっと物足りない感じがしました。
でも、初めてこういった感じの本を読む人には基本的なことが書いてあり、しかも、大きな冒険をしない手法なので、そういうのがいい人にはむいているのかも。
ただ、彼はキャピタルゲインを全く考えておらず、20年以上不動産投資をしているにもかかわらず、1件も物件を売却していません。
私だったら、上がったら売っちゃうだろうな(ちなみに収益物件は持っていないのだけど)。
そのあたりに、信念というか、自分の確固たる考えがあって、ふむふむと思いました。
基本に忠実に、そして、とくに、自分のスタイルを決めないと、いけないぞ!!と気付かされた、貴重な一冊でした。 -
09/09/11読了
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49歳のサラリーマンの著者。資産3億円でバブル崩壊をいきぬいた最古参サラリーマン大家さんが語る不動産投資術と節税術です。
加藤さんの投資手法は、
中古ワンルームマンションを購入して、賃貸にだす手法です。
小額物件ならサラリーマンでも無理せず続けることができて、物件数が増えればリスク分散の効果が高まり、節税効果などのメリットが多くなる
を利用してものです。
サラリーマンの節税効果について焦点を当てているため、各物件の利回りはさほどよくないようです。
P52の所有物件のリストは見るに値します。加藤さんの歴史を物語っています。
当初はM社の新築ワンルームをローンを組んで購入し、物件を増やしていくと次に札幌の物件を購入するようになります。さらに利回りのよう中古ワンルームを現金でB社から購入し、最近では1棟アパートをS社から購入しています。
トータルの表面利回りは8%なのであまりインカムゲンイがあるほうではないですが、3億の8%といったらすごいですね。よくも41件の物件を所有できたものです。
加藤式不動産投資10か条
<strong>・サラリーマンとして自立を目指す
・経済的自立は精神的自立と時間的自立へつながる
・安定した定期収入を得られるのは不動産投資だけ
<span style=\"color:#FF0000\">・小額物件の購入を続けて徹底してリスク分散する</span>
・不動産投資は家計全体の収支で考える
・確定申告を前提として考える
・不動産投資は無限に拡大できる
・鶏を食べるのではなく卵を食べる
・不動産投資のノウハウを蓄積する
・魚の釣り方を伝授しておく</strong>
もサラリーマンにとっては肝に銘じておくことです。
また、コラムの欄は不動産投資をやっていく上で生じるトラブルを実体験に基づいて書いてあるのでとても勉強になります。 -
税制に関する本かと思ったが、全くの期待はずれ。給与と損益通算できることもある、ということを一部で書いているだけで、初歩的な内容に終始している。