今日から始める! 米国株投資超入門: 松本大がやっぱり勧めるこれだけの理由

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492733592

作品紹介・あらすじ

知識ゼロでOK!お金の不安はこの1冊ですべて解決!
米国株は「安心かつ堅実に」資産をふやすのにピッタリな投資先なんです!

成長を続ける米国と円安ドル高で米国株投資にさらなる追い風が吹く!

「米国株って、興味あるけどなんだか難しそう…」
そんな声に応える米国株投資の「超」入門書!
米国株のことがまったくわからない人にこそ読んでほしい一冊です!

【バブルじゃない!米国株の圧倒的な成長力には理由がある!】
[強さの理由1]世界中から人が集まりふえ続ける人口
[強さの理由2]イノベーションを育む米国特有の土壌
[強さの理由3]イノベーションを支える豊富な人材

【松本大流7つの「投資の極意」】
[極意1]マーケット感覚を磨く
[極意2]バーチャルトレーディングを繰り返す
[極意3]謙虚に努力する
[極意4]運を味方につける
[極意5]得意分野で勝負する
[極意6]わからなくなったら降りる
[極意7]情報収集にSNSを活用する

◎米国株投資「5つのシナリオ」を徹底解説!
◎米国株投資の基本がぜんぶわかる!
◎気をつけたい税金とNISAの話も!

【著者からのメッセージ】

米国は世界最大の経済大国であり、文字どおり、世界経済のけん引役でもあります。その国の経済が、これからも成長ののびしろがあるのですから、これほど魅力的な投資対象はないでしょう。
そのうえ日本から見れば、これから円安ドル高が進んだ場合、米国株投資で為替差益まで狙えてしまうのです。
まずは第一歩をふみだしてみましょう。本書がそのきっかけになれれば幸いです。



(本書は、2013年、小社より刊行された『世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由』に、最新情報を加え、米国株投資の初心者に向けて大幅な改訂を行ったものです。)

感想・レビュー・書評

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  • 貯金が底がついていた時代から、少しずつお金が貯まり出して、
    そろそろ投資でもするかと思った時に、
    米国株に興味を持って古本で読んでみた本。

    別にどんな本でもよかったのですが、
    ①初心者にも分かりやすい本
    ②税金について分かりやすく書かれている本
    というのが条件でした。

    ①はそれなりに満たしてくれたかなと、
    ②も必要最低限は書かれているのですが、
    もう少し書いて欲しかったという印象。

    著者はマネックスを創業した松本氏なので、
    基本的には自社のサービスを使ってもらう
    ポジショントークもあるでしょうが、
    まぁそれは仕方なしといった感じでしょうか。
    むしろ、自社のアピールが最小限に抑えられているのは、
    個人的にはグッドポイントでした。

    自分がこのタイミングで米国株に興味を持った理由が
    今、空前絶後の円安にも関わらず、
    比較的円高局面で米ドルに買っていたということがあって、
    その米ドルを使って米国株を買えば、
    価格面でも(売却・換金した際の)税制面でもメリットがあると判断したから。
    ちょっと特殊で、他の人にはあまり参考にならないような気がしますが、
    米国株に興味のある人は読んでみても良いかもしれないです。

    著者の言う通り、この本の最初のバージョンが出たときに、
    だまされたと思って米国株を買っていた人は、儲かっていた可能性が高いので。
    ただ、注意点としては、
    「しっかりファンダメンタルを調査できれば、
    インデックスより個別銘柄を買った方が良い」と
    言っている割にそのやり方を表面的にしか説明していないのは、
    ちょっと乱暴で営業的側面を感じますが。
    その辺は差し引いて読むのが良いと思います。
    (その割に★多めなのは、自分の知らないことを
    説明してくれたからです。
    米国株について、よく知っている人にとっては★3くらい。)

  • 去年から米株を買い始め、軽い気持ちで読み始めたが、想像より良い本だった。
    投資を始めた頃の大事なことを思い出した気がする。
    マネックス証券の松本大さんの本。
    たまたま同時に"サラリーマンの楽な投資術"のような本を読んでるが、質が全然違う。

  • 米国株投資について知りたくて読んでみた。

    マネックス証券のCEOである著者が、米国株がなぜいいかを解説し、米国株投資を勧めている。

    アメリカは先進国の中でも人口が増えているとか、利益をあげるための経営がおこなわれているとか、わかり切ったことが書かれていて、後半はマネックス証券の宣伝だった。

  • 5年前から米国株投資をしていたが、あまり頭を使わず、GAFAMとかジョンソンエンドジョンソンなど超優良企業の株の投資とか、S&P500のETFに投資してそれなりに利益は得てきたが、2022年は米国株は伸び悩んだ状況だった。
    もうちょっと体系的に学ぼうと手に取ったのがこの本で、なぜ米国株なのかとか?著者のマネックス証券の松本大氏の投資の極意(といってもさわりの部分だけだろうが)がわかってよかった。
    結局、マーケットの感覚を学ぶためには毎日の各指標の動きと、そこであったできごとを見て積み重ねでしか得られないのだろう。

  • アメリカは、成長し続ける国だなぁ。
    すぐれた教育機関、
    ベンチャーを育てる金、
    移民を受け入れる土壌。
    これらが、人口を増やし続け、
    イノベーションを起こす。
    結果、アメリカ株は、上昇し続ける。

    マネックスで米国株買おうと思っていたので
    ちょうど良かった。

  • 40
    世界中の投資マネーは、結局、米国に流れてゆく

    米国の株式市場は過去200年の歴史の中で、長期的にみると高値を更新し続けてきたという事実がある
    投資家に支払われた配当金やキャピタルゲインは莫大な金額になる

    41
    今後さらに米国経済は強くなってゆくという未投資が明確になりつつあるからこそ、米国に世界中の投資資金が向かっている

    42
    かつては、外国株式への直接投資は、注文を出してから売買の成立が分かるまで、まる1日もかかった
    今では
    ネット証券を通じて、日本株を売買するのと同じ感覚で、米国のマーケットが開いている時間帯に自由に取引できる

    45
    米国経済の成長を思いっきり取りに行きたい人は、個別銘柄に投資すべき

    2021.4.時点で

    200本の米国株式ファンドのうち、純資産総額が50億円を越えている投資信託は、90本。
    ひとまずは
    90本が、投資信託で米国株式に投資する候補となる。

    提案したいのは
    投資信託と、個別銘柄の組み合わせによる投資法

    46
    米国マクドナルドの株価は20年で7倍になった

    日本マクドナルドの株価は20年で約32%の上昇に過ぎない。

    この傾向は、日本の人口減少が本格化する一方で、米国ならびに世界人口の増加が加速するなかで、よりいっそう顕著になる。

    52
    松本大は、投資銀行ソロモン・ブラザーズに入社した。
    当時は、今はもうないが
    キング・オブ・ウォールストリートと呼ばれていた。

    お客様の注文を債券市場につなぐブローキング業務をメインに行なっていた
      ↓
    トレーディング業務へ
    トレーダーの仕事が、松本大の原点。
      ↓
    ゴールドマン・サックスに移籍し、パートナーと呼ばれる経営陣に加わった
      ↓
    マネックス証券を立ち上げた

    55
    マーケット感覚を磨く

    マーケットにあるリスクは「不確実性」

    56
    カリキュレーション・リスクといって、計算できる範囲内でのリスクをとることが肝心。

    57
    スプレッドシート

    縦軸に銘柄
    横軸に似付

    銘柄には、たとえば
    NYダウ
    S&P500
    米10年国際利回り
    ドル/円
    ヨーロ/ドル
    WTI 原油価格
    というように、記入する。

    横軸には日付を書き足す。

    あとは、毎日、各銘柄の終値を書いていくだけ。
    終値の下に、前日比の数字も書き込んでいく。
    これを繰り返すだけ。

    59
    毎日、繰り返すことで、マーケットのセンスが研ぎ澄まされていく。
    価格への不確実性への対応力がついてくる。

    ・毎日、各銘柄の終値と前日比を記入
    ・値動きの変化に気づいたら、その理由を考える

    60
    バーチャル・トレーディングを繰り返す

    ① 1ヶ月後までに想定される経済環境の変化を
      考える。
    ② 想定した経済環境の変化の中で
      注目する銘柄をいくつか挙げていく
    ③ 1周間に1度くらいのペースで
      それらの銘柄の株価をチェック
    ④ 1ヶ月経過した時点で、
      想定した経済環境の変化と
      選んだ銘柄の株価がどうなったのか振り返り
      なぜ、そうなったのか原因も一緒に考える

    62
    失敗するトレーダーは、失敗をマーケットのせいにする
    しかし
    「マーケットは常に正しい」

    売買の判断を下すための準備に時間を費やすほど
    トレードで成功する確率は高まる

    63
    まずは量をこなすこと。

    65
    運は偶然性のものではなく、多分に必然性が高いもの。

    運は、リスクマネジメントがしっかりできていないと、逃げていく。

    71
    株式に投資する際の情報収集は、自分の得意分野を定め、集中して勝負すること

    72
    含み益が吹っ飛ぶのは、あっという間

    自分が考えた理屈に合わない水準まで株価が上昇した場合には、できるだけ早めに売却し、利確すること。

    77
    日本でも、米国の投資家と同じ環境で株式を売買できる環境になっている

    ウォール・ストリート・ジャーナルを読むチキも、ウェブサイトから読むのではなく
    twitterをフォローしておいて、まず流れてくる情報をチェックし、
    興味深い内容をウェブサイトで読む

    その際の注意点
    フォローするメディアは
    保守、中道、リベラル、の3つうまく混ぜておくこと

    80
    じぶん年金が必要な時代

    今の金利水準では
    預貯金で資産形成をするのは不可能

    83
    コロナ禍で、世界的に資金供給が行われ、カネ余りになっている。
    何かが引き金になってインフレが起こる可能性がある

    すでに景気回復局面に入った米国では、インフレに対する警戒感を強めている。

    84
    インフレ基調になれば、米国株に追い風が吹く

    85
    円安でメリットを享受できる外貨建資産に追い風の状況

    86
    米国株の長期保有で、円安リスクの保険にする

    92
    自分が勤めたい会社に投資する

    ・SNS関連
    ・金融業
    ・医療関連
    ・宇宙ビジネス

    分散投資が必要

    94
    ① 外貨建資産のポートフォリオとして
      円に替えることなく長期で運用する
    ② 自分が働きたい会社、
      子供や孫に働かせたい会社、の観点で
      銘柄を選ぶ

    102
    米国株はバブルではない

    人口が増えるということは、消費者の数が増え、購買力が高まることを意味する
    日本に比べ、人口が若いことも米国経済の強さを下支えしている
    さらにそこに、イノベーションが乗っかる

    米国経済は今後も成長するのが当然

    104
    米国の株式に投資するには、2つの方法がある

    ① 市場全体を買うインデックスファンドに投資
    ② 個別銘柄に投資

    これまでの株価上昇局面でどの銘柄が一番儲かった?
    答えは、ニューヨークダウ

    この事実を、賢い投資家はよく知っていて
    この10年で、ETFのマーケットが大きく拡大した。

    Exchange Traded Funds
    証券取引市場に上場されている投資信託のこと

    ETFにはさまざまなタイプがある。
    1000本以上が上場されている。

    ETFを通じて、株式市場だけでなく、債券市場、コモディティ市場に投資できる。

    105
    インデックスは、万能ではない
    市場全体に投資するということは、ダメな企業も含まれてしまうので、平均的なリターンになる。

    108
    バイデンのインフラ投資

    100年に1度の、メガサイズ

    116
    シナリオ5
    GAFAM
    古い投資テーマのように思われているが
    決してそんなことはない

    GAFAMの成長は止まらない

    120
    米国を代表する証券取引所
     ① ニューヨーク証券取引所 NYSE
     ② ナスダック NASDAQ

    122
    代表的なインデックス

    ・ダウ工業30種平均株価指数
    ・S&P500株価指数
    ・ナスダック総合株価指数
    ・ラッスル3000株価指数

    126
    ティッカーコード
    証券コード 4桁の数字で個別銘柄を表示

    時価総額上位銘柄
    1 AAPL アップル
    2 MSFT マイクロソフト
    3 AMZN アマゾン・ドット・コム
    4 GOOG グーグル
    5 GOOGL グーグル
    6 FB
    7 TSLA

    128

    米国株式の場合、単元株制度がないので、1株単位で取引が可能。

    130
    この20年間で、ETF市場が成長した
    米国株式市場全体の取引高のうち、ETFが4割近くを占めるまでに成長してる

    1 SPDR S&P500ETF
    2 ファイナンシャルセレクトセクター
      SPDRファンド
    3 パワーシェアーズQQQ

    米国のETFも、信託報酬が非常に低い

    138
    注目すべき経済指標

    ・GDP統計
    ・消費者物価指数
    ・雇用統計
    ・新規失業保険申請件数
    ・ISM指数
    ・シカコ購買部協会指数
    ・フィラデルフィア連銀指数
    ・ニューヨーク連銀指数
    ・・・・・・

  • 単なる参考程度。

  • 基礎勉強には良書!

  • 処分

  • タイトルにある通り、本当に超入門の内容。
    ほぼ米株に投資するメリットについての内容で、後はマネックス証券の使い方。
    米国には世界中から人が集まり続けていることや、ダウやS&P500などの代表的な指数が高値を更新し続けていることなどが米株に投資するメリットというが、今後どうなるかはわからないので過信は禁物。

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著者プロフィール

所属|Institution and Title
関西大学准教授 Associate Professor, Kansai University
専門分野|Area of expertise
日本中古文学 Classical Japanese literature
著書・論文|Publications
『源氏物語古注釈書の研究』(和泉書院、2018年)、『源氏物語を読むための25章』(共編著。武蔵野書院、2023年)など。

「2024年 『江戸の王朝文化復興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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