- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494002658
作品紹介・あらすじ
ジャングルのなかに、あかいかさがおちていた。いったいどこからきたのかな。いったいだれがひろうのかな。
感想・レビュー・書評
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2歳4ヶ月には文章量が多すぎて途中で離脱してしまった
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あかいかさをめぐる動物たちのお話。
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978-4-494-00265-8 48p 2011・9・30 1刷
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1965年に刊行されたものの復刻版。
時期的には『ぐるんぱのようちえん』と近いらしく、
鮮やかな色づかいやおおらかなタッチと
ジャングルのいろいろな動物たちが
かさを手に入れて試行錯誤するユーモラスなお話の展開が
よく合っている。
手書き文字のタイトル、裏表紙の地図、
見返しのデザインなども堀内さんらしく楽しくてすてき。 -
赤い傘がジャングルに落ちてて
さるがひろう→へび→カンガルーの看護婦さん→リス
クジラのしおで吹き飛ばされたカンガルーさんの安否が心配 -
ジャングルに赤い傘が落ちていた。
使い方を知っているチンパンジーは使ってみるけれど枝が傘に引っ掛かって使いづらい。
それに木の葉っぱが雨を防いでくれるので傘なんていらない、と捨ててしまう。
次に傘を拾ったのは蛇。
蛇は傘の使い方を知らなかったけれど、最終的に傘に巻き付いてしっぽの先で歩いて雨に濡れないことに成功。
でもしっぽを使いすぎてしっぽの骨が折れてしまう。
その次の持ち主は病院の看護婦さん。
ライオンのお医者さんと一緒に海のクジラの往診に行って、結局傘は飛ばされてしまう。
最後にリスの親子の元へ落ちてきた。
傘の本来の使い方は知らないけれどリスの子どもたちが入るかごになってめでたしめでたし。
蛇が傘に巻き付いている姿はかわいかった。
でも骨折してしまうなんてかわいそう。
2色かな、カラーのページと白黒のページに分かれていた。