ウミガメものがたり (単行本絵本)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 394
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494005208

作品紹介・あらすじ

だれもいない夏の夜のすなはま。海の中からなにかがやってきました。ウミガメのお母さんがたまごを生みにきたのです。生まれた子ガメたちは、ちいさなひれをパタパタさせて、あかるいほうをめざしてゆきます。そのさきには……ひろいひろい海があるのです。壮大な自然の旅のはじまりです。日本から一万キロはなれたカリフォルニアをめざして。
厳しくも豊かな自然を生きるウミガメの成長を描いた物語。

感想・レビュー・書評

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  • 〝誰もいない夏の夜の砂浜。海の中から何かがやってきました。ウミガメのお母さんです。卵を産みにきたのです...生まれた子ガメたちは、小さなひれをパタパタさせて、明るい海に向かって歩き始めます。 壮大な自然の旅のはじまりです。日本から一万キロ離れたカリフォルニアを目指して・・・〟絵本作家・鈴木まもるサンの、厳しくも豊かな自然を生きるウミガメ生態が描かれた、雄大な自然界の物語絵本。

  • 鈴木まもるさん、最高。

    精巧ながらも優しいタッチの絵もいいし、ウミガメの誕生と成長などを軸に描きつつ、海洋汚染問題にも触れている。
    素晴らしい一冊でした。

  • ウミガメ好きの息子が大興奮!
    絵が写真のように綺麗で、ウミガメ以外の生き物も出てきて迫力満点!

    ウミガメの一生を学べて、
    大満足の一冊です。

  • 卵を産むウミガメの涙の理由をちゃんと科学的に書いてる。ウミガメの一生を途切れずひとつなぎで書いていて、絵が緻密できれい。娘が小学生になったら読んでほしい

  • 科学絵本として秀逸。カリフォルニアまで行くなんて知らなかった。

  • 弱肉強食の世界…再び 日本に 帰ってきてくれるのが 健気(涙)

  • ママも一回読んでいいよ。
    たまごは一度に100個も生むんだって。
    卵から出てきたら明るい海の方に向かっていくから、間違えて海じゃなくて自動販売機の方に行っちゃう子もいるんだって。海につく前にカニとか鳥さんとかに食べられちゃう子もいるんだって。
    海に入れても魚とかいろんなのに食べられそうになっちゃう。
    体が大きくなるのに時間がかかるんだよ。
    10,000キロも離れた遠い海まで行くんだって。大きくなったらまた10,000キロを1年かけて日本に戻ってくるんだって。つまり行くときも1年かかってるんだ。

    2024/05/17 小1

  • カメが大好きな子が大喜び。絵もたくさん。

  • 2歳4ヶ月
    ウミガメの産卵場面が大好きで、母ガメの涙をハンカチでふきふきする娘。その涙の理由を2歳なりに考え、「カメさん、牛乳飲みたかったのかな」と、眉を下げた悲しげな表情で言う娘。いやいや全然違うけれども、あまりの可愛さに、同じく眉を下げて思わず同意してしまう母。そのページには、カメの目から流れるのは涙ではないと書いてあるのだが、娘は全然ものがたりを聞いてはくれない。そして、卵を母ガメの口に運び「はい、どーぞー」。
    ものがたりはまだまだだけど、ウミガメさんは大好きらしい。とってもお気に入り。図書館で借りたあとで購入。

  • 「だれもいない夏の夜のすなはま。海の中からなにかがやってきました。ウミガメのお母さんがたまごを生みにきたのです。生まれた子ガメたちは、ちいさなひれをパタパタさせて、あかるいほうをめざしてゆきます。そのさきには……ひろいひろい海があるのです。壮大な自然の旅のはじまりです。日本から一万キロはなれたカリフォルニアをめざして。
    厳しくも豊かな自然を生きるウミガメの成長を描いた物語。」

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著者プロフィール

1952 年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を、『ニワシドリのひみつ』で産経児童出版文化賞JR賞を、『あるヘラジカの物語』で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』、『せんろはつづく』、『みずとは なんじゃ?』、『としょかんのきょうりゅう』、『戦争をやめた人たち』が、鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』、『ツバメのたび』、『鳥は恐竜だった』などの著書がある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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