津波ものがたり (童心社・小学生ブックス)

著者 : 山下文男

• 童心社 (1990年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年6月21日]

1896年
「地震があったら津波の用心
　津波がきたら高い所へ」
という標語を書いた津波記念碑が三陸海岸に建てられ，町や村で毎年3月3日には津波避難訓練がおこなわれるようになりました。
684，869，はじめ24回の津波の記録があります。例えば，
渡島大津波1741，山形沖津波1833，八重山大津波1771，島原大変，肥後迷惑1792など。

物語と記録と，子供が読んでも，大人が読んでも役に立ちます。

著者プロフィール

１９２４年　岩手県の三陸海岸生まれ。大船渡市綾里地区在住。「歴史地震研究会」会員として著作と地震津波防災活動に従事。

「2009年 『太平洋戦争史秘録 隠された大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」