- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494020584
作品紹介・あらすじ
二年二組のほとんどの人は、まだ、はるかの声をきいたことがありません。家ではちゃんとしゃべれるのに、はるかは学校で話すのがこわくて、すごくはずかしくてできないのです。ある日せきがえで、あきらくんがとなりになりました。二年二組でいちばん元気な男の子です。大きな声のあきらくんが話していることがきこえて、はるかは自分も同じだとおもわず「あっ」と小さく声をあげます。はるかの声がきこえたあきらくんは……。
感想・レビュー・書評
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はるかちゃんの心がほどけるのをゆったり待っていてくれた先生の心があったかいです。
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教室で声がだせないはるかちゃん。隣の席になったあけすけな男の子との交流で最後に一歩ふみだせる。彼女の気持ちがよく表現されている。
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家では普通におしゃべりできるけど、学校ではなかなか口に出せない。
この本では丁寧にやさしく語られている。
様々な子どもたちがいる学校。
長い目で見守って欲しいものだ。 -
図書館本。場面緘黙症かな?の生徒の話。マイノリティーの気持ちを想像する、自分とは違うタイプの心中を察する、そのメッセージが長女にも届け!
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恥ずかしいの分かる。ちゃんともう手をあげられるよね。(小2)
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はるかは 2年生になっても 教室で 声が出せません
でも、元気いっぱいの あきらくんに つられて
「あっ」と、小さく 声を あげてしまいました
「なーんだ。声、でるじゃん」
けれど、はるかは やっぱり なにも いえません
はるかのことを かまってくれる あきらくん
ある日、あきらくんが お休みしました
すると、はるかは きゅう食の 時間に……
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教室でお話しできない子に
そんな子が気になる子に
小さな勇気をあたえてくれる絵童話
読み終えて、カバー裏表紙のイラストを見ると、心がほっこり