日本のとんち話 (フォア文庫 B)

著者 :
  • 童心社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494026210

感想・レビュー・書評

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  • とんち話を集めたものかと思っていたら、原典はあるものの、創作とんちだった。
    餅屋の問答など、知っている有名な話は数えるほど。

    小学校中学年~高学年向けではあるけれど、歴史好きでもなければ分らない単語もいくつかある。
    解説は全くないので、全部の話の落ちの意味が分かる小学生はなかなかいなさそうなくらい。

    笑える落ちが楽しい。

    解説は本格的で保護者向けと思えるほど。
    昔の児童書は解説まで理解出来るようになるのは読んだときよりももっとずっとあとになりそう。
    絵が馬場のぼるさんというのが、とんち話にぴったり。

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著者プロフィール

川崎大治:1902年北海道生まれ。戦前はプロレタリア児童文学の作家として活躍。戦後は日本児童文学者協会の創立に参加し、数多くの童話、民話、紙芝居の作品を発表した。絵本に『かじかびょうぶ』(童心社)、紙芝居に『池にうかんだびわ』[第一回高橋五山賞]『なんにもせんにん』『いもころがし』『いなむらの火』(以上童心社)などがある。1980年没。

「2021年 『紙芝居 ぶんぶくちゃがま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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