シェーラひめのぼうけん海賊船シンドバッド (フォア文庫 B 199)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 144
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494027354

感想・レビュー・書評

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  • 今回のテーマは、親子、父と子、かな。
    シェーラが、父王に、そんな思いを抱いていたなんてびっくり。
    悩みなんてなさそうなお元気娘に見えても、そりゃ、色々思うところはあるよね。
    若き海賊船長であるシンドバッドと父の関係も切ない。
    でも、必死になんとかしようとするシェーラの気持ちは、きっと伝わっているから。
    ファリードとハイルの仲も、少し近付いたのかな。
    次の冒険が楽しみ。

  • シェーラ達三人とシンドバッドの父親にまつわる悲しい過去を交えた船にのっての冒険のお話でした。みんなを守るか、シンドバッドがしぬのか、あまりにも難しい選択をシェーラ達に迫られましたが、勇気ある優しきシェーラの答えには迷いがありませんでしたね。

  • シェーラひめのぼうけん第4巻。今回は父親がテーマです。黒真珠を目指し、途中で出会った海賊シンドバットと共にある島へ行くシェーラたち。しかし黒真珠を守る幽霊船の船長の正体が意外な人物で…。無事、黒真珠を手に入れたものの、その代償が大きくて素直に喜べなかった…シェーラやシンドバットの心情を思うと哀しいです(:_;)ファリードの父親エピソードで、シェーラに惹かれる理由が描かれてるのが嬉しかった!

  • シェーラの父親の武勇伝が最初に出てきたので、何かあると思ったらずっと見守ってくれていてシェーラを助けれてくれた。その代償はとても大きいものだったが、それぞれ大切なものを学んだだろう。

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著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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