ごきげんのわるいコックさん (まついのりこかみしばい ひろがるせかい 第2集)
- 童心社 (1985年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494074976
作品紹介・あらすじ
ごきげんのわるいコックさんがいます。「ごきげんなおしてよ」といいながら画面をぬくと、あれあれ、顔がぐーんと横に伸びて、もっとごきげんが悪くなっちゃった。困ったな、どうしよう。くにゅくにゅとぬくと、今度は、顔がぐにゅぐにゅになっちゃった。
いろいろなぬき方によって、次々にコックさんの顔が変わっていくよ。みんなで「コックさん、こっち向いて」と声をかけると……!? 最後には、おいしいキャンディーが登場し、みんなで食べて楽しめます。演じる楽しさがいっぱいの観客参加型の大人気の紙芝居。
感想・レビュー・書評
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参加型紙芝居の代表的な作品。
これはもう、2歳くらいから小学校の中学年くらいまで、必ず喜んでくれる。
一緒に聞いている大人まで、時々「ぷっ」と吹き出してしまうという傑作。
むっつりとご機嫌の悪いコックさんに、みんなで声をかけるうちにだんだん
ご機嫌が良くなって、とてもニコニコ顔になってくれる。
そして、子どもたちにペロペロキャンディを作ってくれる。
もらった子どもたちは、「あま~い♪」なんて言ってくれるから、本当に楽しい。
もちろん、エア・キャンディですけどね。
ちゃんと味わってくれるってすごいでしょう?
右手を上手に使って、画面をガタガタ動かしたりするともっと楽しさが出る。
約5分。一緒に声を出したり、子どもたちとの一体感が楽しい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子ども参加型の紙芝居です
いつも、大きな声で
「コックさーん」なんて呼びかけてくれます。
ぺろぺろキャンディーがたくさん出てくるところなど
本物がなくても、みんな食べるまねして
おいしそうです!! -
まついのりこさんの講演会で読んでもらって、わくわくしてしまいました。
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紙芝居です。
1年ほど前に図書館で「おおきく おおきく おおきくなあれ」と
一緒にかりました。
その時も何度も読まされたのですが、
この前図書館に行こうと誘った時に、
本人が「コックさんのお話かりるの。」と
自分からリクエスト。
再びかりました。
うーの大好きな紙芝居です。 -
うっかり間違えて、図書館から紙芝居で借りてしまった!笑 でも新感覚でたのしかったです(6歳4ヶ月)
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演じ手にいくら呼びかけられてもっ心を開こうとしないコックさんは「こっちをむいて」と観客に呼ばれると、前を向いて笑顔になる。コックさんがつくったキャンディーをみんなが喜んで食べると、コックさんもにっこり。人とかかわりあい、心を通わせ合いあがら自分らしく生きる嬉しさが楽しく伝わる。
(『紙芝居百科』紙芝居文化の会出版 の紹介より) -
楽しい参加型紙芝居です。小さな子は最後のところ口を開けて待ってくれたりしますので、演じ手も嬉しくなっちゃう紙芝居です。
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懐かしい
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2023年5月10日(水)朝学
1年B組
昨年度も1年生に読んだ紙芝居を選んでみました。
表紙のムスーっとしたお顔を見て、「怒ってる?」と想像する子どもたち。
すぐにお話の世界に入ってくれました。
しばらくコックさんの顔だけしか描かれてないのですが、現実にはありえない様子に子どもたちは大笑いでした。
みんなが一斉に絵を見た感想を言うので、なかなか収拾がつかない場面もありましたが、とっても楽しんでくれているのが分かってよかったです。
(反応があるのは、読み手としてはうれしい)
赤いキャンディーは「いちご」、緑は「メロン」、黄色は「レモン」「バナナ」という意見が多かったです。
お話の中で「どれが好き?」と聞く場面があるのですが、赤いキャンディーが一番人気でした♪
(読み手:M)
2022年9月14日(水)朝学
1年B組
1学期に子どもたちに紙芝居が人気だと感じ、選んでみました。
紙の画面をすごくうまく使ったお話で、きっと楽しんでくれるだろうと思いましたが、案の定でした◎
めくるごとに、大笑い!
コックさんが画面からいなくなる場面では、ちゃんと探してくれる子もいました。
読み手と聞き手の掛け合いができる、楽しい紙芝居です。
折り紙で作ったペロペロキャンディー(赤・緑・黄色)を持参したのですが、これも子どもたちが喜んでくれてよかったです。
(読み手:M) -
コックさんがいなくなた場面で
みんなのポケットの中かな?
探してごらん?
というと、
みんなポケットに手を入れて
いないよ!と答えます。
いるわけないやん!という子もないところが
年少さんらしくって
嬉しくなります。