紙芝居 あかんぼばあさん (紙芝居 ゆかいな民話選)

著者 :
  • 童心社
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  • Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494075096

感想・レビュー・書評

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  • お話の内容は昔話「若返りのみず」
    子供の頃に読んだものでは、お婆さんの若さへの執着の嫌らしさや滑稽さが強調されて描かれていた記憶がある(何の本で読んだかは忘れてしまったが)。

    この紙芝居では、「若くなりたい!綺麗になりたい!」と一心に願うお婆さんの女心の可愛らしさや、夫婦の仲睦まじさがよく描かれていて、滑稽さよりも温もりを強く感じるお話になっている。

    ただ、お婆さんが若返りの水を飲んで赤ん坊になる直接的な絵がなく、状況から察する内容になっているので、4歳の娘には理解しきれなかったようで、説明してあげる必要があった。

    お爺さんが、赤ん坊になったお婆さんを抱いて歌う子守唄で終わるこのお話。2人はこの先どんな生活を送るのだろうか。

  • おはなし(ストーリーテリング)として聞いた。若返りの水。

  • 2年生4月の読み聞かせに使用。タイトルで話のオチが分かってしまうのだけれど、しっかり聞いてくれた。

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著者プロフィール

川崎大治:1902年北海道生まれ。戦前はプロレタリア児童文学の作家として活躍。戦後は日本児童文学者協会の創立に参加し、数多くの童話、民話、紙芝居の作品を発表した。絵本に『かじかびょうぶ』(童心社)、紙芝居に『池にうかんだびわ』[第一回高橋五山賞]『なんにもせんにん』『いもころがし』『いなむらの火』(以上童心社)などがある。1980年没。

「2021年 『紙芝居 ぶんぶくちゃがま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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