ふうたのはなまつり (かみしばいバラエティセット)

  • 童心社
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  • Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494078615

感想・レビュー・書評

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  • やさしくあたたかい「あまんきみこさん」の世界を見せてくれる。
    水谷さんの描くキツネさんの、けなげなこと。
    人間たちが作っているれんげの花かんむりを欲しがる、こぎつねの「ふうた」。
    お母さんが、ふうたが寝ている間にぴったりのを作ってくれて嬉しくてたまらない。
    でもそれを、人間の子どもたちの中に入っていけないひとりの女の子に、あげてしまう。
    ここが、このお話の素敵なところだが、これだけでは終わらない。
    それが、「あまんきみこさん」なのだ。
    ラストまで美しい、繊細で夢のような春のお話。
    子供たちにゆっくりと見せてあげたい。
    12場面。約8分。幼児から。

  • あかね書房からも出版されていますが、私にとっては慣れ親しんできた水谷さんの描くキツネの絵が「ふうた」のイメージなのです。

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

あまんきみこの作品

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