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- Amazon.co.jp ・本 (12ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494078615
感想・レビュー・書評
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やさしくあたたかい「あまんきみこさん」の世界を見せてくれる。
水谷さんの描くキツネさんの、けなげなこと。
人間たちが作っているれんげの花かんむりを欲しがる、こぎつねの「ふうた」。
お母さんが、ふうたが寝ている間にぴったりのを作ってくれて嬉しくてたまらない。
でもそれを、人間の子どもたちの中に入っていけないひとりの女の子に、あげてしまう。
ここが、このお話の素敵なところだが、これだけでは終わらない。
それが、「あまんきみこさん」なのだ。
ラストまで美しい、繊細で夢のような春のお話。
子供たちにゆっくりと見せてあげたい。
12場面。約8分。幼児から。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あかね書房からも出版されていますが、私にとっては慣れ親しんできた水谷さんの描くキツネの絵が「ふうた」のイメージなのです。
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