最新スポーツビジネスの基礎 -スポーツ産業の健全な発展を目指して- (スポーツの未来を考える2)
- 同文舘出版 (2016年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784495205317
作品紹介・あらすじ
スポーツとビジネスのイノベーションの時代がやってきた。両者はフェアなルールのもとで正々堂々と競い合い発展するという価値観を共有し、手を取り合った時に無限の可能性を示す。これからのスポーツビジネスの担い手として、知っておきたい最新の動向と基礎知識が網羅された解説書。
感想・レビュー・書評
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私の所属している企業が所有するスポーツチーム運営に携わることになった時に購入した本。1年でお役御免となったが、とても貴重な体験をさせていただいた。
サッカーのように競技そのもので運営が回るようになっているものもあれば、企業がチームを支えて運営されているスポーツもある。この後者の場合は、企業体力により、チーム運営が大きく左右されることになる。企業の本業で赤字が続けば、突然解散となる場合もあり得る。それゆえ、いわゆる実業団が主体となっている競技では、サッカーのようなプロ化を目指している。プロ化へ向けた活動を始めるタイミングで携わり、スポーツ業界の動向を知りたくて入手した。この手の本はあまり出版されていないので、書店にある数少ない本から選んだ記憶がある。
ここ最近では、バスケットボールの卓リーグや、卓球のTリーグなど、プロスポーツとして新たなステージへと進化した競技が増えてきた。
2019年(今年)9月には、ラグビーワールドカップが日本で行われ、2020年には東京オリンピック、パラリンピックが控えており、スポーツへの注目度は高まっている。このタイミングだからこそできることがある。協議に打ち込む選手、それをサポートするスタッフ、応援する観客、競技場をサポートする施設管理者、など多くの人たちがかかわっている。夢を語れるビジネスであり、今後の発展?を見守りたい。
本書では、広く浅くスポーツビジネスについて語られており、知らなかった世界を知ることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示