研修·セミナー講師が企業·研修会社から選 (DOBOOKS)

著者 :
  • 同文舘出版
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784495531812

作品紹介・あらすじ

企業やエージェントに取材して、はじめてわかった!年間100日以上登壇するための、マーケティング戦略、営業戦略。講師の大競争時代に、エージェントのプロデューサーが教える、「売れる講師」「選ばれる講師」になるための方法。

感想・レビュー・書評

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  •  研修講師・セミナー講師のためのB2B/B2Cマーケティングの本である。研修エージェントという筆者の経験にそっており参考になる。自分の持ちネタである「講座」の内容が良いこと、実際の講座のオペレーション能力が高めることについての本は結構あるがこの観点のものはこの本だけではなかろうか。
     結論から言えば「お金を出す人」や「参加者」の気持ちを考えて戦略・戦術を立てろということである。「先生」と呼ばれることで本人が勘違いしたり、周りの人も声をかけにくいというところが起きやすい「業界」ならではの「気づき」を促す本である。
     自分自身もこの分野の新参者故に参考になることが多かった。

  • ・先生業は、問題点や課題を周りから指摘されにくい立場。
    ・外部講師のメリット:
     1)問題点の客観視、第三者視点
     2)社内講師より、受講生が真摯に内容を受け取れる
      3)他社、他業界の事例など、刺激となる情報がある
    ・講師業では「誰が語るか」と「共感されること」が重要
    ・鮮度を維持する工夫が必要。
    ・閉鎖的チャネル。直接講師に依頼される仕事しか受けない。

  • チェック項目7箇所。「コンサルタント」は、自分自身でクライアントの課題を見つけて、自ら、あるいはクライアントと一緒に解決していく役割・機能をもっているといえます、つまりコンサルタントは、自分自身が主体となって問題解決にあたる存在です。クライアントとの面談において、もう1つ大きな落とし穴があります、それは「何でもやります!」と言ってしまうことです、クライアントは「この講師は何が専門なのか?」と疑問を感じます。士業やコンサルタントが熱心に営業していたら、クライアントはどう思うでしょうか、先生業は、「困った際に助けてくれる」「定期的に助けてくれる」存在であり、クライアントのほうから「お願いする仕事」であるという認識が一般的なのです、つまり熱心に売り込みをする講師は、「この先生、仕事がないのかな?」と思われてしまう危険性があるのです、つまり、売込みをすると講師のブランド価値を毀損する可能性が高まるのです。「バブル崩壊後、人材育成を放っておいたツケが回ってきた」「人災育成をしていなかったため、今の管理職や中堅層が育っていない」。「ヒトの育成」という目標は、それがそのままゴールではありません、企業の目標である”利益を生む”ために必要な手段として、研修という方法を取っているのです。「売れない講師には戦略がない、続かない講師には愛(スタンス)がない」「何を語るか」より「誰が語るか」が重要であるという側面がここにあります、ビジョンや使命を持った唯一無二の”あなた”が語るからこそ意味があるのです。

  • 「講師」という看板を掲げれば、仕事の依頼がやってきたのは昔の話。今は、講師という「コンテンツ」の商品価値だけでは伝わりにくく、「売り方」も重視する必要があります。
     本書は、数多くの講師を見てきた著者が、「選ばれる講師」という視点でノウハウをまとめた一冊です。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=7077

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