女性たちが見ている10年後の消費社会 市場の8割を左右する「女性視点マーケティング」 (DOBOOKS)

著者 :
  • 同文舘出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784495540784

作品紹介・あらすじ

あらゆるマーケットへの影響者である女性をマーケティングしなければビジネスの成功はない! 時代と共に複雑になっていく女性の買い物心理を知って市場を切り開こう!

感想・レビュー・書評

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  • ●今、世界中が女性視点を求めている

    ●2021年以降伸びる女性マーケットと着眼点
     •働く女性マーケット
     •乳幼児を持つ働くパパママのマーケット
     •稼ぐ子供マーケット
     •オタク女子マーケット
     •ミドルおひとりウーマンマーケット
     •女性管理職マーケット
     •夫婦で年収1000万円越えのパワーカップル
     •高齢者と思いたくないシニアマーケット

    ●実践トレーニング
     •ゴール設定→誰のため
     •情報収集→共感者を探す
     •顧客インサイト→共鳴ポイントを探す
     •企画立案→実感、体感を高める
     •ブランディング→幸せを届ける
     •プロモーション→口コミで考える

  • D2Cがある程度流行りが落ち着き、見せかけではない本来の意味での社会的な意義を持ったビジネスが重要視されることを思った時に、どのように潮流を捉えていくのが良いのかなーと思いながら手に取った本。
    内容としては、知りたいことをさらに自分で考えていくための基本情報としては十分役に立った。良い本に会えた感じ。

    ・サステナブルやSDGsというあえて本で読むとちょっと今更感あるワードにはなってるが、意義消費という意味合いでその辺りが出てきてるのはそうだよなという納得感。(他に変わるワードがあるわけでもないし)
    ・女性「視点」マーケティングなので、単なる女向けマーケではないというのが、バランス良くて良い。(タイトルは損をしている感じがするが)
    ・スープストックやウィメンズパークなどの一般的なものだけではなく、サボリーノ、イオンスタイル豊田など踏み込んで取りに行かないと知らない事例が散らばってて良かった。
    ・財布の軸になるのは女性なので女性視点大事ですよね、というのが主旨にある本だが、個人的には男女関係なく意義消費は大きな流れなのでおさえておきたいと思ってる。その観点でも、この辺はそのための基礎勉強にはなる。(変に女性特有の話として捉えず読めるので、よい)

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00627089

    昭和、平成、令和――大量生産、大量消費の時代は終わり、
    モノからイギ消費へ、“感じる”マーケティングの時代になった。

    自分、夫、子供、親、友人、地域、社会。
    幅広い領域で「買う力」「選ぶ力」を持つ女性へのマーケティングは必須の課題。

    「女性視点マーケティング」とは、もうひとつのマーケティングである。
    そして、女性消費者は、マーケットに大きな影響をもたらす消費リーダーであることを考えれば、女性視点マーケティングを今からでも急ぎ実践することは、見えなかった世界が広がっている可能性に満ちていることに気がつく。

    女性消費者にしか感じ取れていない“未踏の地=新市場”を開拓するヒント。
    ワークマン、スープストックトーキョー、ディーンアンドデルーカ、GUなど、女性の感性に訴え、選ばれている企業の事例を紹介。
    次世代につながる消費キーワードを、さまざまなデータとたくさんの事例を通して解説していく。
    (出版社HPより)

  • 購買の大半が女性によるものだという観点は、本文で示されていたデータのみならず、感覚的にも納得するものが大きかった。とくに、女性は自分に関する消費だけでなく、自分を取り巻く周囲の人たちに目を向けた消費をしているということも。
    ただ、自分がマーケティング初心者というのもあるかもしれないが、「それっぽい要素や用語」でまとめようとしている感があり、もっとシンプルに書いてくれたら分かりやすいのにと思った。

  • 各種統計にはかなりバイアスがかかっているので
    読み進めるには注意が必要です。
    特に「女性は買物の9割に影響を及ぼす」の項目は
    バイアスをかけたうえに筆者の主張が
    結論ありきのように思えて唖然。
    本気で執筆した本なのか、はたまた別の目的があって
    出版することに意味があったのか?
    これでマーケティングを語るには問題ありです。
    『・女性の「快」は、みんなの快になること
     ・女性の「不」は、みんなの快にならないこと』
    いや、何言ってんの?
    正気ですか?
    何も語ってないのと同じじゃん。
    読了しましたが、レビューは
    イライラしてきたのでここでやめます。

  • そうそう、こういう本を待っていた気がします。
    なんとなく思っていたことが、理論的に書かれているので自分的にはスッキリしました。

    またヒット商品がどのように生まれたか、
    男性と女性の目線がどう違うのかなどが個人的には面白かったです。

  • 女性の潜在的なニーズが非常によくわかる一冊!
    ジェンダーの観点からも今後のサービス方向性の参考になります。

  • 普通のマーケティング本とは一線を覆す一冊。
    多くの女性が大切にしている買い物の判断基準なども具体的にわかりやすく解決している。
    厚みはあるが、大事な部分を読んでいけばそんなに時間はかからない。

  • 自分の事を育くメンと思っていたが学ぶべき事がまだまだ有ることに気付かされた。

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著者プロフィール

株式会社ハー・ストーリィ代表取締役 女性視点マーケティング研究家
1990年広島市にて創業。地域の女性たちのネットワークをつくり、消費者体験の意見などを企業に届けるマーケティングサービスを行なう。同時に、家庭にいる女性たちの能力を活かす人材バンクを立ち上げ、自宅で業務ができる現在のリモートワークの原点に近い就労スタイルを確立させる。女性たちのクチコミパワーに着目した書籍『クチコミュニティ・マーケティング』 (朝日新聞社)はベストセラーとなる。
2010年以降、拠点を東京に移し、「女性視点マーケティングⓇ」という消費全体の8割に影響を及ぼす女性の存在に着目したマーケティングを企業に提供している。2015年から女性消費者動向レポート「HERSTORY REVIEW」を月刊で発行。「女性のあした大賞」アワードを開催し、女性たちの未来を支援する商品・サービスを表彰している。
『女性たちが見ている10年後の消費社会』(2021/2刊行、現在4刷)

「2023年 『彼女は誰かのためにモノを買う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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