挑戦!グレート・カンパニーへの道: 小山流人づくり・組織づくりの原則 (DO BOOKS)

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  • 同文舘出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784495573812

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  • 蛻変(ぜいへん)
     →動物が卵から成体になる過程で姿を変える様
     →企業も蛻変するため、同じ会社でも姿が変わる
    部下と議論するときに社長がしてはならないこと
     →お互いの勝ち負けに持ち込むこと
    企業は何のために存在するのか
     →存続するため
    善苦悪快思想
     →①善×快 当たり前、誰でもできる、評価されない
       ここを誉めてやる!
     →②善×苦 親の躾など、教育
     →③悪×快 隠れてやることが快感になる
       禁止
     →④悪×苦 こりて二度とやりたくない
    環境が整えば、優秀な人は勝手に育つ
    仕事は難しいからこそ稼げて、かつ飽きない
     →実力のない人にスランプはない、実力不足
    信賞必罰の環境なくして、社員の実力アップはない
    組織を変えれば業績が上がる
    過去に対してもオープンマインド
    仕事の質を高めることで自分自身の役割を見出し、その役割を通じて、周囲の人々に役立つことに意識を向けるべき
    仕事のやり方と仕事に対する心のあり方

  • 船井総研の小山社長が書いた1冊。
    社員さんからもらった名刺にも明日のグレートカンパニーと書かれているが、まさにその理念の元となることを書かれた1冊。
    社長らしい、歯切れのいい書き方が読むスピードを加速させる。

    企業経営には、戦闘・戦術・戦略が必要。
    これら3つを1人のオーナーがやっているのが、生業。
    支店を作って支店長を任命し、リーダーが2つやるのが家業、企業のレベルになると、これら3つをそれぞれが分担してやっている、ということ。
    社長の見解では、7人から10人が生業であり、70人から100人以下が家業であり、それ以上を企業。1000人を超えたら大企業ということだそうだ。

    船井総研は、7人をチームの最大人数としている。これは社長が
    リーダーが見れるのが最大7人という考え方である。確かにいろんなチームのブログを見たりしていても、6人か7人になっている。しかも年齢層もバランスがいい。

    店長をする人がマネジメントを同時にするのは無理があると。役割分担をするべきであるという考え。よく言われる名選手が名監督ではないということだそうだ。

    入社14年目で、現会長から社長にならないかと言われた時に、一度断った、それは自分は現場で働いて稼ぐコンサル向きで、マネジメントは私には出来ないと言ったという。だが、熱心に誘われまず副社長をやらせてもらった。そして、2003年3月より社長へ就任。大証2部から東証1部へ引き上げたのも社長によるものだという。
    社員300人の壁を打ち破ることへの苦悩も書かれている。

    船井総研に興味があるならマストな一冊である。

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