ブランド価値共創

著者 : 和田充夫

• 同文舘出版 (2002年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、ブランド・ロイヤルティを超えた新たな概念「ブランド消費はマーケティングを超えて」をブランド論のひとつの体系として示すこととなる。

感想・レビュー・書評

[Hide3さんの感想 · 2011年5月24日]

“競争”から“共創”へ。関係性マーケティングのフレームを背景として、ブランド・ロイヤルティを超えた新たな概念「ブランド共創」を提示し、新たなブランド論の体系を示す。

“競争”から“共創”へ。
企業と消費者を結ぶインタラクティブな関係性はブランドである。
本書は、関係性マーケティングのフレームを背景として、ブランド・ロイヤルティを超えた新たな概念「ブランド共創」を提示し、その内実を明らかにしたものである。「ブランド消費はマーケティングを超えて」という本書の基本概念が新たなブランド論の体系として示される。

〈目次〉
第１章　ブランド・ロイヤルティ・マネジメントを超えて
第２章　ブランド・マーケティング論の変遷
第３章　実践ブランド考
第４章　ブランドを消費する生活者像
第５章　体験消費とブランド消費
第６章　ブランドが彩る世界
第７章　ブランド・プラニング＆ブランド・ビルディング
第８章　ブランドが地球を廻る

[ナベゼミさんの感想 · 2010年10月18日]

和田充夫教授が書かれた本です。

ブランドというものを関係性マーケティングのアプローチから書かれている本です。ブランドの価値構造を明らかにし、ブランドとは一体何なのかが考察されています。また、具体例を通してわかりやすく書かれているのでお勧めの本です。

ブランドに興味がある方は是非読まれると良いと思います。

〔36期 メッセ〕

著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授

「2022年 『マーケティング戦略〔第6版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」