相場金言集 新装版: 世界の名手が発見した定石

著者 : 林輝太郎

• 同友館 (2001年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kirisutoinochiさんの感想 · 2012年12月4日]

フォトリーディング。相場の金言集。その後、高速を交えて読む。
林氏の本や著作はいくつか読んでいるが、その要素がちりばめられた良い本であると思った。曰く「専門を作り、それに徹する」、また曰く「マンネリ化し、頭が麻痺したらいったんゼロにする」、そしてまた「場帳、玉帳を丁寧にこつこつつけるべし」など。グラフ（罫線）は場帳付で感覚が養われてから付けるべきであると思わされた。何よりも感覚をつけること。そして最後の章には「大立身は時を急がず」と、いまの私の立場を代弁した、初心者にも成功者にも最も必要である心構えが述べられていた。その中では常に前向きの姿勢でいることの必要性も強調されていた。
とても良い本であるが、金言集と言う正確ゆえ最高点は付けずに星は四つとした。

[kazutakaさんの感想 · 2008年11月30日]

必読

[ネット図書館長 e渡辺さんの感想 · 2006年11月20日]

金言集といっても著名な相場師や兜町の「ことわざ」だけでなく、アスリート、詩人、哲学者
、スーパー大金持ちの家訓まで
幅広く掲載している。

[marknさんの感想 · 2006年8月6日]

この金言はなかなか役に立ちます。

著者プロフィール

大正15年生まれ。陸軍士官学校61期生。法政大学経済学部および文学部卒。昭和30年東京穀物商品取引所仲買人、隆祥産業入社、昭和37年ヤマハ通商㈱設立、東京穀物商品取引所の受渡処理委員、資格審査委員および東京穀物商品取引員協会理事、幹事を歴任。昭和47年林投資研究所を設立。2012年没。

「1998年 『うねり取り入門 株のプロへの近道』 で使われていた紹介文から引用しています。」