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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784497954671
作品紹介・あらすじ
海賊たちを通して描く海から見た中国史。南海に遠征した鄭和、中国人倭寇の首領王直、台湾を攻略した鄭成功、清代の艇盗の乱の首領蔡牽など中国の海に名を馳せた人々の事績から、中国人の海洋進出の歩みを探る。
感想・レビュー・書評
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中国は広大な大陸国家であり、海洋国家というイメージはありません。
事実、中国史はほとんど内陸を舞台にしておりますが、明代以降は沿岸部で数多くの海賊が現れ、朝廷にとっても看過しえない勢力になりました。
鄭和の南海遠征、中国人でありながら倭寇の首領となった王直、朝廷による対抗措置・海禁政策の破綻、台湾の英雄・鄭成功など、中国史上異彩を放つ、海をめぐる歴史です。
「倭寇」というところで、当然日本との関わりもあります。
・・・ところで作者は、旧平戸藩主・松浦家の現当主の方と同姓同名ですが、果たして同一人物でしょうか?
水軍・松浦党の末裔ということで本書のテーマと関係ありそうですが?
もしそうなら姓の読み方は「まつら」ですが、本書のフリガナでは「まつうら」となってたんですよね。
ニン、トン♪詳細をみるコメント0件をすべて表示
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