本当にあった医学論文

著者 :
  • 中外医学社
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本棚登録 : 168
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784498048201

作品紹介・あらすじ

「ありえない」論文たちを一挙公開!blog「呼吸器内科医」の倉原Dr.が選んだ、世界のトンデモ論文をとくとご覧あれ!

感想・レビュー・書評

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  • ω3脂肪酸をとったほうが言語性知能指数が低くなりにくい
    コルチゾール多いと魅力的と思われない

  • とてもレアな事例、でも医学論文になってしまえばある意味とても広く知られてしまう

  • 図書館で他の本を探している時に目についたので読んでみたのだけれど、とても面白かった。呼吸器内科の専門医である著者が面白いと思った医学論文を紹介しているのだが、タイトルになっているだけで79報。本文には、関連する論文も紹介されているのでもっと数は多い。珍しい症例報告(魚が耳に刺さったり、髪が緑色になったり)もあれば、都市伝説を検証しているものもある。どうしてこんな研究をしようとしたのだろうと著者が不思議に思っているものもある。読者として医師や医学生を想定しているらしく、医学用語の全部が解説されているわけではないし、各章の最後に挿入されているコラムの内容も、例えば医学論文の著者の順番についての考察など、医学論文に親しみを持つのを意図した内容になっている。今、この感想を書こうとして調べたら、このシリーズで3まで出ているらしい。医学論文の世界は奥深い。

  • ☆googleで検索、”key word(s)”+”et al”で科学論文。ホットな論文は1週間以内に✔。

  • 医学論文をさらりと紹介する、ただそれだけ。インスタントラーメンによる熱傷などくだらないものからへーっというものまで色々。少ないサンプルだけで相関を見るも因果関係不明なんて論文が山ほどあるのだなぁ。論文やその数を義務付ければ質が落ちるのは自明。理系大学生、大学院生の論文について昨年話題になったが論文が書かれる動機について知っていればもう少し議論の風向きは変わってたのかも。

  • 面白かった♪
    普通に役立つ内容も多く、関連文献の紹介もある。文体や個人的エピソードの挿入もあってパラパラ読めます。
    読んでるうちに、俺も論文読もう!っておもえてます

  • ひらたく言うと根拠論文付ほんまで○かTV。
    ただし、説明なく専門用語がビシバシ入っている。
    こ、コホート分析ね、うん知ってる(名前だけな!)
    95%信頼区間?オッズ比?と、統計関係の言葉だし?(もはや目が泳いでいる)
    半分読んだところで明かされる「これを読んでいる読者は医療従事者の皆さんのはずですから…」…おぅふ…ごめんなさい(T_T)医療従事者の卵をサポートする文系人です…精進しますね…。
    とりあえず、専門用語をすっ飛ばしてもそれなりに楽しい本です。
    好評だったようで3まで出ておる。(とりあえず私はお腹いっぱい…)

    本文イラスト / 平井 きわ

  • 間違って覚えていたことがありました。

  • 医学者向けの専門者なのだろうか、一般的な縦書きではなく、横書き。しかも左閉じの書籍だ。
    しかし本書を開くと興味深い医学論文が多数紹介されているので、一般人にも読みやすい。
    「まさか!の肛門異物」、「横行結腸でゴキブリを発見!?」などの症例があるかと思えば、「大腸ガス爆発の都市伝説を検証する」(ってそんな都市伝説聞いたことないが)ということで、腸管前処置をしないとレーザーが大腸内ガスに引火→爆発→死亡した患者が一人いたらしいから、おそろしい。
    このように世にはいろいろな症例があるものだと感心すること受けあい。

    『本当にあった医学論文2』も出ているので、こちらも楽しみ。

  • 英語の医学論文どころか普通の論文ですら離れて久しすぎてきっともう読めない私には目次だけで興味惹かれれば十分だと思う。

    雪崩からは18分間、死は待ってくれるってのがタイムリーだった。

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著者プロフィール

国立病院機構近畿中央呼吸器センター医師。2000年比叡山高校卒業。2006年滋賀医科大学医学部医学科卒業。洛和会音羽病院を経て2008年より現職。日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・抗酸菌症認定医・指導医、インフェクションコントロールドクター。Yahoo!ニュース個人オーサー・公式コメンテーター。

自身のブログ(「呼吸器内科医」http://pulmonary.exblog.jp/)、メディア(Yahoo!ニュース個人、日経メディカル、CareNet、MedicalTribuneなど)、医療従事者向け雑誌などで執筆しています。

自身が得た知識をできるだけたくさんの人にシェアし、それが回り回って患者さんの幸せにつながればいいなと思っています。小さい頃から夢見ていたお医者さんになることができ、支えてくれた全ての人に感謝する毎日です。

「2023年 『ポケット呼吸器診療2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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