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- Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
- / ISBN・EAN: 9784498066823
作品紹介・あらすじ
順天堂大学練馬病院での勉強会の内容をもとに、"よく出会う疾患、症候"を中心とした臨床推論のポイントや診断のノウハウを研修医向けにわかりやすく解説!common diseaseから重症症例まで、救急外来で"よく出会う疾患、症候"の診かたと考えかた。
感想・レビュー・書評
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救急外来で必ず出会う20症候について、ファーストタッチ時になにを考え、なにをすべきが書いてある。
好みだったのはまずはバイタルの異常に着眼して鑑別を大括りに考えさせてくれる点。
頭蓋内疾患なら血圧高値なはず→血圧正常だから頭はないか、、、
ではなく血圧正常なこともあるSAHを外さないなど。よくあるバイタル変化とpitfallを並列で書いてくれているのがとても実戦的。まずは主訴ごとにありがちなバイタル変化を抑え、非典型例を2周目で抑える。
二点目は疫学を重視している点。敗血症の成因は41%が肺炎、39%がUTIなど。頭に入れておくと診療の手助けになる情報が満載。
救急車が来る前に焦って読む本ではなく、当直で一件捌いた後、あれでよかったのかなと振り返るための本。何回も何回も読み返す。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/12/02-
1日1章読む -
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/440558 -
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